新鮮な匂い ページ16
あれから皆就寝して、もうすぐ学校へ行く時間になった。
私は起きて、廊下を歩いていると、アヤトと会った。
アヤト「ん…？Aか。」
「アヤト…よく起きたね。」
自分で起きているなんて珍しい。
アヤト「他の奴らもそうだろ…。チチナシがこの屋敷に来て、血の匂いがプンプンしてんだよ。」
あぁ、そういう事…なるほど。
「確かに…するね。ユイさんはもう起きてるかな…」
アヤト「んなもん知らねーよ。」
「フフッ、それはそうだ。じゃあ…見に行く？」
アヤト「…ああ。」
〜ユイさんの部屋〜
コンコン
「入ります。」
ガチャ
アヤト「…は？何でライトがいるんだよ。」
ユイさんの部屋に、ライトもいた。
しかもユイさんを襲う体勢。
ライト「あ、おはよう〜♪でも二人ともタイミング悪くない？後少しでごちそうにありつけたのに。」
ユイ「Aさん…！た、助けて下さい…！」
私もヴァンパイアなんだけどな…
「……ライト、ベッドから降りて？」
ライト「はぁ…は〜い…」
ライトはベッドから降りた。そして私に後ろから抱きついた。
ライト「んふ♪Aもいい匂いがするね…」
「っ…そんな訳ないでしょ？って言うか…耳元で囁かないでよ。」
くすぐったい…
レイジ「何をしているのです。…全く…朝から貴方達は…」
レイジが来た。
レイジはそう言うなり、ユイさんと向き合った。
レイジ「ユイさん。ここに住むには私達のルールに従ってもらいます。」
ユイ「は…はい……」
少し…納得していない様子。
レイジ「まず…私達は夜間学校に通っていますので、貴女も一緒に通ってもらいます。クローゼットの中に制服が入っています。それに着替えて下さい。後15分でリムジンが来ますよ。」
ユイ「リムジン…？」
「学校まで遠いから、いつもリムジンで行き来しているんです。」
ユイ「そ、そうなんですね…」
レイジ「急いで着替えて下さいね。さあ、アヤト、ライト、Aも行きますよ。」
そう言うと、レイジはさっさと部屋を出た。
私はライトを自分から離して、さきに部屋から出た。
後からアヤト、ライトが出てきた。
アヤト「チッ。来た意味無かったぜ…。」
ライト「ん〜、僕もそんなに意味無かったかな…あ、でもビッチちゃんのネグリジェ姿が見れたからよかったかな♪」
はあ…ライトらしい。本当に好きだな…そういうの。
10分後
兄弟が揃った頃に、ユイさんも来た。
ユイ「すいません！遅くなりました！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユウナ(プロフ) - ワカメさん» ありがとうございます！読んで下さっているんですね！とても嬉しいです！ワカメさんの言葉を励みに、試験も更新も頑張りますね！！ (2018年10月27日 16時) (
レス) id: d3e94e6be6 (このIDを非表示/違反報告)
ワカメ(プロフ) - 二期楽しみにしてます！試験忙しいと思いますが頑張ってください・・・。 (2018年10月27日 15時) (レス) id: 5f29cae1fe (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 更新延期が続いてしまっているため、一週間後、出来た話はすぐ更新を致します。一日に2話更新するかもしれないので、ご理解をお願い致します。 (2018年10月15日 23時) (レス) id: d3e94e6be6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 皆様にご報告があります。先日お知らせした試験は終了したのですが、まだ他の試験がある事が分かりました。そのため、もう一週間更新を遅らせる事になりました。多大なるご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ありません。 (2018年10月15日 23時) (レス) id: d3e94e6be6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 読者様には申し訳ございませんが、それまでお待ち頂けると幸いです。お知らせが遅くなり申し訳ございませんでした。 (2018年10月7日 23時) (レス) id: d3e94e6be6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：shuna | 作成日時：2018年7月4日 21時
