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「セーフ...大丈夫??
......って、A...?」
私の身体を支えてくれた男の人は
何故か私の名前を知っていた
このサークルの飲み会に参加するのは初めてだから
私に知り合いの男の人がいるわけが無い
恐る恐る顔を上げると
そこには懐かしい顔があった
『げん、た......?』
「やば!チョー偶然!久しぶり!」
ハイテンションで話してくる彼
でも今の私には再会を懐かしんでいる余裕はなくて
『元太ごめん...久々で申し訳ないんだけど...
外までちょっと着いてきてもらっていい...?』
情けないことに私は
数年振りに会った初恋の人に介抱を頼んだ
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作者名:きい | 作成日時:2020年4月25日 20時