Station 6 ページ6
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席を立ちあがった俺だけど、
何でかわからないけど、
このままじゃいけない気がした。
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俺は向かいの女の子に絡んでいる
酔っぱらいのおっさんの腕を掴み、
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裕「お父さん、俺が話を聞きますから…」
男「え、坊主、本当か?」
裕「はい、本当です。だから、次の駅で降りましょう。」
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ちょうど止まった駅で
酔っぱらいと降りる。
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そして、
扉が閉まる瞬間、
俺はまた電車に飛び乗った。
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男「おい、待て!!!坊主!!!」
裕「ごめんなさい、俺…明日も学校なので。」
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俺はそう言って、
遠くなっていくその人に手を振って、
また席に座った。
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これで、
心地よく音楽を聴ける。
ヘッドフォンをかけようとしたとき、
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向かいの女と
視線がぶつかった。
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その女は、
俺に一礼をしてきた。
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その行動からもにじみ出ている、
「お嬢様」
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俺も無視するのは悪いと思い、
軽く礼をした。
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そして、
それから10分もしないうちに自宅の最寄り駅に着き、
俺は立ち上がる。
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向かいの女は
駅の人ごみの中へと消えていく…
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裕「あの…人のだよね。」
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女の座っていた場所には、
水色のハンカチが寂しげにおいてあった。
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おんぷ♪(プロフ) - 有山 慧翔→かっこいいでしょ???優男だよねーーー♪更新頑張ります^^ (2012年1月23日 14時) (レス) id: c46178e483 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ♪(プロフ) - 中島☆翔太→ありがちなシチュエーションだけど、ウチにはこんなシチュエーション…来ない… (2012年1月23日 14時) (レス) id: c46178e483 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ♪(プロフ) - ヤマダス→ウチも負けないくらい…どす黒いぜw (2012年1月23日 14時) (レス) id: c46178e483 (このIDを非表示/違反報告)
中島☆翔太(プロフ) - うん///ありがちなシュチュエーションだけどキュンキュンするー (2012年1月22日 17時) (レス) id: 8252687661 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ♪(プロフ) - ヤマダス→全部の小説にコメしてくれてるよね??本当ありがとぉ!!!うち、キュンキュンさせすぎかな??wみんなのハートがピュアだから、キュンキュンするんだよぉ!!!!w (2012年1月22日 11時) (レス) id: c46178e483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2011年12月30日 1時