Midnight train ―Nakajima―

Station 40 ページ40

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凛「幸せオーラ出しすぎ。」


あ「え???」


凛「見てるこっちが恥ずかしい。」


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ウチの顔を覗き込み、

凛ちゃんはそんなことを言う。


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あ「そんなことないもん///」


凛「そんなことある顔してますよ。」


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あ「もぉ、からかわないで///」


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でも、幸せなのは事実。

だって、裕翔さんに「好き」って言われたら、

嬉しいに決まってるもん。


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凛「じゃぁ―…気を付けて帰るんだよ。」


あ「はーい＾＾」


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凛ちゃんとバイバイをして、

私は家への電車に乗り込む。


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本当は、大学から家までだから、

迎えの車呼んでも良かった。


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だけどね、


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もしかしたら、裕翔さんが電車に乗ってるかもって思ったら、

迎えの車なんて呼ぶ気にもなれなかったんだ。


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電車に乗り込み、

空いている席を見つけて座る。


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周りを見渡したけど、裕翔さんらしき人は見当たらなかった。


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あ「やっぱり…期待しすぎかな。

いると思ったのになぁ…」


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がっかりしながら、

私は下を向く。


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「誰がいると思ったの？」


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あ「あ…///」


裕「俺のこと探してた？」


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かっこいい裕翔さんが、

目の前にいた。


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