Midnight train ―Nakajima―

Station 3 ページ3

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裕「俺…彼女つくろうかな…」


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面倒くさくなって、前に彼女とは別れちゃったけど、

このままいないっていうのも…ね。


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圭「何、裕翔、彼女つくりたいの??」


裕「うわっ!!急に出てこないでよ。」


圭「ごめん、ごめん。」


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裕「別にそこまでってほどでもないけどさ…」


圭「じゃぁさ、今日一緒に行かない？」


裕「何が？」


圭「何がって、合コン。

なんか、人数足りないみたいなんだ…」


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裕「もしかして、

さっきの電話ってそれ？」


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俺の質問に圭人は、

こくりとうなづく。


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圭「本当に一生のお願い。

ね、今日だけでいいから。

別に飲んでるだけでもいいし…」


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俺に向かって、

必死にお願いする圭人。


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てか、

数合わせのために俺を呼ぶことに、

一生のお願いとして使っちゃうって…


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もったいなさすぎ(笑)


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裕「人数合わせでいいなら行くよ、

てか、一生のお願いここで使っていいの？(笑)」


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圭「あ…そっか。

んじゃ、取り消しで(笑)」


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裕「んだよ、それ(笑)」


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一生のお願い。


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俺は、

いつ使うことになるのかな…？


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