開かれる思い ページ7
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普段は鍵が閉まっていて入れないシスターの部屋。鍵を受け取り、固唾を飲み込んでドアノブを回した。
フェレス＿＿フィーも珍しく眠たげな顔ではなく、確りと前を向いていた。
他のシスター達にばれないよう急いで手当り次第探っていく。
枕の下、ベット縁の間や、ベットのサイドテーブル。
その時、ジェラがシスターの1人、ベイリーのサイドテーブルの中で拳銃を発見した。
齢16の少年が知識でしか知らない拳銃を目の当たりにし、驚かない筈も無く。
そんなジェラに気付き、フィーは視線の先のサイドテーブルの中を除く。
得体の知らない物に恐怖が襲い、2人とも身体が固まる。
ジェラは一度引き出し扉を締め、眉間を抑えながらしゃがみ込む。この拳銃の未来考えていたのだろう。
考えても無駄だと思い、一度その場から離れた。
他に見つけたのは裁縫道具や孤児から貰った手紙ばかりだった。今後に役立つ物は無いと考え、ジェラとフィーは部屋の奥。
何ら変わりない扉を見詰める。
元々教会の構造上、シスターの部屋の横にもう1つ部屋があるのは知っていた。
言葉に出来そうのない感情だけで足を動かし、ドアノブを捻る。
ガチャリッ。
ノブが回りきった音だけが聞こえ、目を開く。
ここから先は何があるのか解らない未知の空間。パンドラの部屋。
激しい心臓の音だけが自分の世界を作る。ドアノブに掛けていた手に力を込め、足を踏み出す。
そこにあったのは初めて見たパーソナルコンピュータと言われる物だった。
暗い部屋に青く光り、目を細める。
パーソナルコンピュータに辿り着くまでには一面の紙だ。しかも教会出みるような木の入れ物では無く、鉄骨で作られた無機質な物だ。概ね初めて見るもので足が竦む。
だがいつバレるのか分からない時限爆弾を抱えている2人には立ち止まる暇は無い。近くにあった紙束から手分けして見ていく。
数分後、見慣れた顔が貼り付けられている
フィー「…、！！ねぇ、これって…」
ジェラ「！…あぁ、ルチアだ。」
フィー「…ルチアってポラネラって言うんだね」
ジェラ「……そうだな。俺たち兄弟なのに、家族なのに知らねぇ事ばっかだ。」
そこからは手当り次第に孤児のカルテを見ていく。エスタやジジの様な年少の孤児カルテ。
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みまる様(プロフ) - 海老になりたいさん» 了解です。 (2023年3月7日 19時) (
レス) id: fd34f5ea37 (このIDを非表示/違反報告)
海老になりたい(プロフ) - みまる様さん» シスターは見た「シスター〇〇」や、｢〇〇｣と表記する予定です。シスター長の名前がシスターなので分かりにくいと思いますが、ご理解の程宜しくお願い致します。🙇♀️ (2023年3月5日 21時) (レス) id: f7df28cc91 (このIDを非表示/違反報告)
みまる様(プロフ) - 質問なのですが、シスターは全員表記「シスター」なのですか？自分の子が登場していても分かりにくいので… (2023年3月5日 20時) (レス) id: fd34f5ea37 (このIDを非表示/違反報告)
みまる様(プロフ) - 本編開始おめでとうございます！！更新すっごく楽しみです！！ (2023年3月5日 20時) (レス) @page10 id: fd34f5ea37 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜紅葉@斎藤一推し(プロフ) - 本編開始､､､！ありがとうございます！！楽しみにしてます！！ (2023年2月25日 11時) (レス) id: cc324c97f8 (このIDを非表示/違反報告)
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