1人の姉と7つ子の俺ら ７〈フィッシャーズ〉

番外編！クリスマス ページ10

シルク
「はぁ…」

ンダホ
「しょうがないよ、シルク。お仕事は外せないからって姉ちゃん言ってたでしょ？」

シルク
「だけどさ…」

マサイ
「サンタさんへ。プレゼント下さい」



マサイがメッセージを書いたカードをクリスマスツリーのそばのテーブルに置いた



ダーマ
「いい年した大人がなんつうこと書いてんだよw」

マサイ
「いいじゃんw夢見るのも悪くねぇぞw」



クリスマスイブ

姉貴は夜遅くまで仕事

せっかく家族で過ごせるって思ったのに



ぺけたん
「寝よ？帰ってくるんだし」

ザカオ
「そうだね。ほら、電気消すよ」



布団に入っても姉貴がいつ帰ってくるのか

それのことで頭がいっぱいだった

でも、眠かったから…



………



翌朝、1番起きたのは…



マサイ
「おい！起きろって！すげぇよ！！」

モトキ
「まだ5:30だよ…」

マサイ
「んな事言ってる場合かよ！ほんとにすげぇんだって！」

モトキ
「何が…」

マサイ
「サンタが来たんだよ！！」

モトキ
「あっそ…」

マサイ
「ほら！ここ！プレゼントある！7個も！」

6人
「7個！？」



ほんとだ…

ツリーの下にプレゼントが7個ある…



ザカオ
「ね！これさリボンの色じゃない？白が俺かな？」

ぺけたん
「緑は俺のだね！」



みんな自分の色のリボンのを手に取って

ガサガサと、開け始めた



ダーマ
「新しい通勤カバン！」

ザカオ
「シューズだ！」

マサイ
「ずっと欲しかったイヤホン！」

ぺけたん
「スタンドだ！」

モトキ
「ハリボーグミ10個だ！」

ンダホ
「パソコンケースだ！これ欲しかったやつ！」

シルク
「俺のは…紙？」



なになに…部屋を見てね？

急いで部屋に行くと



シルク
「ゲーミングチェア！！」



ほんとに！？



『んぁ〜……おはよ……』

シルク
「おかえり！姉貴！！ありがとう！」

『んぇ？何が？』

シルク
「え？だって…」

『サンタさん、来たんだね。良かったじゃん』



そういうと、また部屋に戻ってった姉貴

俺らから姉貴へのプレゼントは…



シルク
「姉貴ー！」

『ん…？何…』

7人
「いつもありがとう！」

『え！みんなで作ったの！？』



7人で飾り付けから料理まで

分担してやったんだ



7人
「クリスマスパーティーだ！」

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