1人の姉と7つ子の俺ら５〈フィッシャーズ〉 (ページ39)

今日:16 hit、昨日:2 hit、合計:49,732 hit

付きっきりでページ39

モトキ
「姉ちゃん、シルクとマサイ風邪ひいた」

『え！マジか…』

モトキ
「さっき、体温計を渡してきたんだけど、汗の量や顔の赤さで、かなり高いかも…」

『わかった。ありがとね』

モトキ
「疲れのせいもあるかもね」

『休ませてよかったよ。モトキも大丈夫？』

モトキ
「俺は平気w」

ンダホ
「俺も大丈夫！」

『ンダホは無理すんな。休める時に休まないと』

ンダホ
「はぁ〜い」

『ザカオも大丈夫？』

ザカオ
「向こうで病院に行って、もう落ち着いたよ」

『満身創痍集団じゃんよw』

ダーマが洗濯物を干してきた

ダーマ
「お、出来てる。あれ？シルクとマサイは？」

モトキ
「バタンキュー」

ダーマ
「ぺけは？」

ンダホ
「あれ？そう言えば…起きてきてないね」

テーブルに配膳を終えて、姉ちゃんがぺけの部屋へ

暫くして、姉ちゃんのあとに続いてぺけが起きてきた

ぺけたん
「普通にアラームかけ忘れた…おはよ」

ダーマ
「おう」

『あ、先食べてていいよ。お粥作っちゃうから』

申し訳ない気持ちでいっぱいになった

だって、姉ちゃんが仕事休みでも

俺らが体調崩しちゃうと付きっきりで看病してくれる

休みがあってもないようなもんだよ…

『生姜を入れてと…うん！美味い』

2つの器に盛りつけて

部屋に持っていく

『食べてていいからねー！』

待ってようと思ったけど

姉ちゃんが言うんだからな…

そう思って、食べ始めた

俺が和食って言ったから

ご飯に味噌汁、サンマに漬物と

めちゃ健康そうな朝ごはん

ンダホ
「あぁ〜、美味い〜」

ぺけたん
「サンマ、久々に食べたw」

ザカオ
「ほんと、姉貴のご飯を美味いよな」

モトキ
「……」