1人の姉と7つ子の俺ら５〈フィッシャーズ〉 (ページ28)

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心を込めてページ28

ンダホ
「どうもー！フィッシャーズでーす！」

セカンドアルバムリリース記念に行うイベント

たっくさんの人が集まってくれた

ザカオはホテルでお休み

無理しちゃったらファンの皆さんも心配する

本人は出たがってた…

ぺけたん
「白紙の上に水滴で明日を書いていく…」

俺らのために提供してくださった曲

心を込めて…

ンダホ
「君が好きなんだ君が好きなんだそれだけだ」

ぺけたん
「どうしようもないほどに未来はスピードを変え逆さになって歩いた…」

最後まで…

丁寧に歌いきって

イベントは終了した

マサイ
「写真撮りたい！」

裏に入るやマサイが言う

カメラを上げたンダホの周りに集まり

終わった直後でカシャ

戻ったホテルで全員でカシャ

ザカオ
「みんなお疲れ！楽しかっ…たよね！」

ンダホ
「もちろん！」

ザカオ
「俺も…出たかったな……せっかく来たのに…」

モトキ
「無理が一番ダメだから。ね？じゃないと姉ちゃんに怒られちゃうよ？」

ザカオ
「姉貴は怒らせたくないw」

時間は19:30くらい

仕事終わったかな？

姉ちゃんに電話をかけた

『もしもーし。ンダホ？どしたの』

ンダホ
「姉ちゃん！お仕事終わった？」

『まだ。あ、イベントお疲れ様！』

ンダホ
「ありがとう！」

『ザカオの体調は？ンダホも…大丈夫？』

ザカオ
「俺は元気になったぞー！」

ンダホ
「俺も大丈夫だよ！」

シルク
「ンダホ…代わってくれないか？」

ンダホ
「おけ。姉ちゃん、シルクが代わりたいって」

シルクにスマホを渡した

シルク
「姉貴」

『ん？』

シルク
「なんだよ…朝の動画……」

『みんなが行ったあとに撮ったの』

シルク
「なんで…」

『え？』

シルク
「なんで！」

なんとなく話してることはわかるけど…

朝の動画のことだろうな

でも…「なんで」って…なんで？

シルク
「フィッシャーズは……」

『7人でフィッシャーズでしょ？あっ、はーい！ごめんね！新しい仕事入っちゃって戻らなきゃ！帰ってきたら1週間、休みなさいよ！じゃ！』

シルク
「あっ！ちょっと！姉貴！」

一方的に切られちゃったか…

ま、今日はとりあえず飲もうw