1人の姉と7つ子の俺ら５〈フィッシャーズ〉 (ページ27)

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明日のイベントページ27

会社に向かう途中、スマホを立ち上げると

ザカオがツイートしてた

喘息…

えっ…血！？

大丈夫なの！？

シルクに電話を入れた

『シルク！』

シルク
「姉貴！」

『ざ、ザカオは！？』

シルク
「今病院に向かってる！」

『絶対無理させないで！』

電話の向こうからでも聞こえる

みんなの焦りの声

帰ってきたら絶対に休ませよう…

縛り付けてでも休ませよう

うちも仕事やんなきゃ

会社について、今日あったことを伝えると

「ええっ！？それ本当なんですか！？」

『午前中にお会いしたの。お願いしますって』

「この会社も新たなことに挑戦ですね！」

『そう！衣装さんからも直々にお願いしますと松本さんからのご依頼がありました！ステージの照明や曲に合わせて、かつ観客の目を引くような衣装を作りましょう！』

今回の件を成功に収めれば、

次の依頼もどんどん来る

仕事の幅が広がる

うちの会社は

洋裁関係に知識がある人

色彩関係に知識がある人

コンピュータに知識がある人

などなど

『では、早速取り掛かりましょう！』

～～～～

ザカオを病院へ

モトキ
「大丈夫？」

ザカオ
「ゲホッ…ゲホ……だ、大丈夫…」

シルク
「ザカオ、無理するな…イベントは控えよう…」

ザカオ
「……ごめん」

ンダホは突発性難聴…

ザカオは喘息…

イベント前に動画を撮ろうと思ったけど、

2人はホテルで休ませよう

マサイ
「シルク、見てこれ」

シルク
「ん？姉貴？」

動画には姉貴とダーマ

セカンダリみたいだ

『フィッシャーズの7人に休暇をください…ゆっくりと身体を休めることが出来るように…』

姉貴…

モトキ
「姉ちゃん…」

ぺけたん
「帰ったらお言葉に甘えよう？」

ンダホ
「そうだね」

シルク
「今はイベントに集中だ。明日最高のイベントにしよう！」