1人の姉と7つ子の俺ら５〈フィッシャーズ〉 (ページ13)

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雑誌の中ページ13

シルクをゴミ捨てに行かせた

てか、行くって言ってたし

朝ごはんは…

まぁ、うちはそんなに怖くないのでちゃんと用意したよw

すると、ダーマが何かの本を持ってきた

ダーマ
「はいこれ」

『これは？』

ダーマ
「昨日、発売されから。全員分あるぞ」

その本の表紙は

『Creator Channel』

フィッシャーズが表紙を飾った雑誌だ

その中に、うちもいるw

朝ごはんを終えて、食い入るように読み始めたマサイ達

モトキ
「すげぇ〜」

ンダホ
「ね！ほんと」

ザカオ
「めちゃめちゃかっこいいじゃん！」

うちも見入る

ほんとだ、みんなかっこいい…

ダーマ
「オーラが違うもんな」

ん？オーラ？

ぺけたん
「1人だけ次元が違うもん！」

1人だけ？

次元が違う？

隣で見てるモトキのをチラッと見た

みんなが見てたのは…うちのページ

シルク
「ただいまぁー！あ！雑誌読んでる！俺の分よこせー！」

ダーマ
「んな叫ぶな。ちゃんとあっから」

受け取ると

物凄い速さでページを捲る

シルク
「姉貴だ…！かっこいいな～」

集合写真が何ページかあった後に

個人ページがある

その中の『この競技だけは金メダル！』

という、枠がある

シルクは『編集の速さ』とか

マサイは『両耳を動かす』とか

マサイ
「姉ちゃん、これ反則だよぉ〜w」

モトキ
「こりゃ、ほんとに金メダルだ！」

『この競技だけは金メダル！』
「家族への愛ですかね笑
みんなは私のおかげで今があるって言ってますけど、私の今があるのもみんなのおかげなんです。いつも照れちゃって恥ずかしくて言えないんですけど…みんなのことが大好きなんです。これ、答えになってますかね？笑」

うちは普通に答えた

いや、答えになってるかわからんw

ンダホ
「姉ちゃん！俺も大好きだよ！」

『え？』

モトキ
「俺だって！」

『え…？』

ダーマ
「お、俺だってな！」

『あっ…え…？』

ぺけたん
「俺もだよ！」

『う、うん…』

ザカオ
「姉貴！大好き！」

『うん…』

マサイ
「姉ちゃん！ラブ！」

『っ〜！』

恥ずかしいな…笑

シルク
「姉貴！」

『うん？』

シルク
「俺らの姉貴になってくれてありがとう！大好きだ！」

みんながうちに抱きついてきた

たまにはいいかなw

『ありがとう』