1人の姉と7つ子の俺ら ４〈フィッシャーズ〉

主催者だね ページ33

す、凄い！

もう…それしか言えない

とても凝りに凝ったステージ演出

シンプルからゴージャスまで、幅広いジャンルのデザインを手がけるAちゃん

ザカオくんがランウェイを歩く…！？



ヒカキン
「えっ！ザカオくん！？」

セイキン
「嘘！？ほんとだ！」

ないとー
「かっこいいぞー！」



と、



『ザカオ！』



後ろの方で、声が聞こえた



セイキン
「今、声したよね？」

ヒカキン
「Aちゃんにすごく似てたような…」

ないとー
「えぇっ！ちょ！あそこ！」



車椅子に座って、ステージに向かって手を振ってるAちゃんを見つけた

シルクくん達が動画を上げてたけども…刺されちゃって……

大丈夫なの！？



『ヒカキンさん、来てくださってありがとうございます』

ヒカキン
「Aちゃん！？大丈夫なの？身体のほう…」

『まだ歩くのが少しキツイので車椅子でw』

セイキン
「ザカオくんでてたよ？」

『はい！私からオファーをしました』

セイキン
「お、オファー？」



ステージを見ると



ないとー
「も、モトキくん！？」

『そういう事ですw……ほんとはここに私も出るはずだったんですけどね…』

鎌田
「無理は禁物だよ？」

『鎌田さん…』

鎌田
「最高のショーだね」

『ありがとうございます。あ！』



指さした方を見る

モトキくんが、帽子を取って投げてきてた

まるで、フリスビーみたいに…

こっちに飛んでくる！？



カンタ
「そいっ！」

『カンタくんも、来てくれたんだ！』

カンタ
「え、Aちゃん！？大丈夫？身体の具合は…」

『このとおりw帽子ナイスキャッチw』

カンタ
「犬みたいだろw」



楽しんでってくださいね！と言って

Aちゃんは、反対側へ行った

主催者だねw

色んな角度から見るみたい


でも、ランウェイを歩くAちゃん…

ちょっと見たかったなw



ヒカキン
「兄ちゃん、前の方行こう！」

セイキン
「だな！」

ないとー
「ちょっと！早く！」

渋ジャパ
「は、早いよ…待って待って…」



しばらく見てたんだけど…

あれ？Aちゃんは？

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