1人の姉と7つ子の俺ら ４〈フィッシャーズ〉

そろそろ帰るね ページ11

シルク
「ただいまー！」

てつや
「おかえり。姉さん、部屋で寝てるよ」

マサイ
「姉ちゃんのとこ行ってくる！」

モトキ
「俺も！」



そーっと、ドアを開ける



ザカオ
「あ。あれ抱いて寝てるw」



ザカオ曰く、誕生日会に来る前にショッピングモールのクレーンゲームで取った大きなイルカのぬいぐるみ

ぎゅーっと抱いてる

う、羨ましいです

俺(マサイ)もあんなふうに抱かれたい…w

と。

後ろに気配を感じ振り返ると、としみつくんが覗いてて、どこかしょんぼりした様子で階段を降りてった



モトキ
「としみつくん…どうしたんだろう」

マサイ
「わからん…」



下に行くと、プリッツを食べてた

なんで、そんなにテンション低いの？



マサイ
「としみつくん。何かあったの？」

としみつ
「姉さんが、冷たいんだ……はいはいって返されるし…」

モトキ
「うーん、俺らにもあるよね？」

としみつ
「そうなの？」

モトキ
「うん。特に何も無いと思うよ」



てつやくんととしみつくんは、帰る準備をし始める



てつや
「最後にさ、みんなと写真撮りたいな」

シルク
「もちろん！」

『ふぅぁ〜……おはよ…』

としみつ
「姉さん！俺ら、もうそろそろ帰るよ。また遊びに来てもいい？」

『うん。いいよ。前の日に連絡してくれれば泊まってもいいし』

てつや、としみつ
「「マジで！？」」



姉ちゃんが駅まで車で送ってくと言い、車の鍵を持った



マサイ
「俺も行くよ」

『おけ。じゃ、駅まで行ってくるね』



久々に乗る姉ちゃんの車

なんか、運転する姉ちゃん、かっこいいw

帰ったら開封しよ→←なんか面白かったw

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