メンバーにたった一人の女の子 〜短編集〜 ４ 〈フィッシャーズ〉

距離感！？ ページ44

シルク
「どうも！フィッシャーズ、シルクです！」

ヒカキン
「ブンブンハローYouTube。どうもヒカキンです」

はじめ
「こんにちわ！はじめしゃちょーです！」

どうも！はじめんですw

今日、シルクくんの家に来てるんだ

はじめ
「あれ？マサイくんは？」

シルク
「マサイは今、事務所に行ってます。てか行ってもらいましたw」

ヒカキン
「さてさて、今日は何をするんだい？」

シルク
「おふたりには…Aに寝起きドッキリをやってもらいたいと思います！」

ヒカキン、はじめ
「「えぇっ！？寝起きドッキリ！？」」

ちょっと、ほんとに！？

いや、ま、まさか…寝起きドッキリなんて…

はじめ
「シルクくん、でもさ…な、なんて言うのかな…こう…」

シルク
「あ、全然叩き起して大丈夫ですよw」

はじめ
「そ、そうなの…」

どうしよっかな…あw前使ったことあったけどもwあれ使お

まずはヒカキンさんから

パン！パパパン！

初めは部屋の真ん中で、その次はAちゃんの耳元で、手を叩く

『ん〜……にゃふ…』

ヒカキン
「んふふww」

笑うしかないヒカキンさん

いや、俺も笑うしかないけどw

ヒカキン
「なかなか起きませんねぇ〜w」

はじめ
「よし、俺だね」

持ってきてたのは、シンバルw

シルク
「(小声で)マジですか！？」

はじめ
「(小声で)なんか使うのかなって思ってて、たまたま持ってきてたw」

そーっと、入って…

せーのっ……ジャァァァン！

『んが…！ん？えっ…だ、誰ですかぁ〜…』

完全ボケボケのAちゃん

初めてだw

シルク
「起きたなw」

ヒカキン
「はじめくん、凄いね！」

『はじめくん〜？ん〜…そぉ〜なのぉ〜？』

と、ベッドのそばにいた俺の腕を掴んで抱き寄せてきた

はじめ
「！？なっ！ちょちょちょ！」

初めてことで、慌てる俺

『きもち〜…眠い……』

はじめ
「Aち、ちゃん…起きてよ…w」

『ん〜…？あ…撮ってるのぉ〜…そぉかぁ…起きるよ起きるよ』

起きても離してくれないw

でも…可愛いから許す！w

最後はね、ゆる〜く終わったよw

〜〜〜〜

目線は変わって、俺(マサイ)だよ

動画さ…なんだよあれ！距離感！！

Aは寝ぼけすぎて覚えてないって…

はじめくんに連絡入れた

マサイ
「なんですか！あれ！」

はじめ
「僕じゃないんだよぉ〜w」

若干嬉しそうな声…

なんか……Aを取られた気分…

しばらく、コラボ無しかもな…

俺が持たない……w



Dear アイス Thank you!

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