メンバーにたった一人の女の子 〜短編集〜 ４ 〈フィッシャーズ〉

パークの思い出 ページ39

今日は、8月31日…フィッシャーズパーク閉園日

『今日でパークも終わりか〜…寂しいな…』

シルク
「ほんとに夢かなえられてよかった…たくさんの人と触れ合えて、たくさんの人と仕事して…もうほんとに感無量ってこのことなんだなｗ」

ンダホ
「俺さ、あそこのパルクール飛べなかったのに、飛べるようになったし」

モトキ
「俺、もう少しやりこみたかったｗ」

マサイ
「なんかいいよなｗ楽しく運動できる場所を作れて」

『そうだね！あ、そうだ！私ね、パルクール自分なりにできるようになったんだ！』

マサイ
「マジで？！見たい！」

中学の時よりかは、少し鈍ってたかもだけど…

ここのパルクールをやって、めちゃめちゃ運動して…

感覚を戻すことができた

『行くよ！』

最後にでも、見てほしいからさ

『よっと…ほっ！…ここはこう！』

モトキ
「なんかさ、A…」

ンダホ
「うん…覚醒してる？ｗ」

シルク
「めっちゃ…すげぇ…」

だって、元暗殺者だからｗ(3年E組)

手をついて前宙をしてみせる(ハンドスプリング)

マサイ
「うえぇっ！？す、凄い！」

シルク
「A、いつそんなトレーニングしたの？！」

『うーん、イメトレと、何回かお忍びで来たからｗ』

シルク
「マジ？！」

そのあとも、身につけた技をやってみた

どんどん動いてて、楽しくなってきた

『シルク！』

シルク
「ん？」

ぴょんと、目の前に降りる

『お疲れ様！シルクやみんなが色んな活動をして、幅を広げていく中で…私もやりたい事見つけようって思えたの！なんかこういうこと言うのも照れ臭いけど…私の夢を作ってくれてありがとう…！作ってくれてって…変かな？』

シルク
「ううん…変じゃないよ。こういうことができた！できるようになった！ってたくさんの声を聞けて…俺も嬉しいん。Aもその一人だな！」

マサイ
「にしても…凄いな…どこでそんな技術を？」

『どこでって…』

マサイのそばに詰め寄った…

マサイ
「っ！？」

『んふふ…ｗ』

マサイ
「こ、怖いよ…苦笑」

『ごめんごめんｗ』

最後…シルクがパークの扉を閉めた

ンダホ
「終わっちゃったね…」

モトキ
「シルク、お疲れ様」

シルク
「うん」

マサイ
「帰るか」

『待って。お辞儀だけしていい？』

最後、パークに向かって、全員でお辞儀をした




今日の動画を見て、書きたくなりました！
雲梯をやりすぎて、手の皮が…ぺローンと剥けましたねｗ
ほんとに楽しかったです！

生放送！全員で→←不仲説！？

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