メンバーにたった一人の女の子 〜短編集〜 ３ 〈フィッシャーズ〉

いつもの日常 ページ15

蓮
「怜くん、あーん」

怜
「あー、ん！」

蓮
「どう？美味しい？」

怜
「まー！」

蓮が、怜にご飯を食べさせてる

マサイ
「蓮〜、いいお兄ちゃんだねぇ〜」

恒例かよって思うほど、写真を撮ってる…

前に聞いたんだけど、その写真どこかに保存してるの？って

そしたら、自慢げにパソコンを持ってきて、フォルダを開いた

マサイ
「ここに全部あるぞ〜。可愛くてさ〜。ずーっと見てられるww」

あの、皆さんに聞きたいです…

マサイって…こんなキャラだっけ？←

蓮
「ママ！怜くん、全部食べたよ！」

『ほんとね、ありがとう、蓮』

玲は、今寝てる

『玲の様子見てくるね』

マサイ
「蓮と怜は俺に任せとけw」

はいはい…←

玲のところに行くと、ちょこっと起きたみたい

でも、私を見て笑顔になった

『玲〜、今度、新しいお洋服あるから着てみよっか！』

玲
「まーまー！」

『あら、ママって言えるようになったのね！』

玲
「まー！」

『ふぅぁ〜…玲、寝よ？眠くなっちゃった…』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Aが、玲の様子を見に行ったんだけど…

遅い…

もしや…と思い、そぉ〜っとドアを開けると

マサイ
「おっほほ……寝てるw」←

蓮
「パパ、ママは？あっ…寝てるw」

マサイ
「蓮、怜。一緒に寝るか！」

蓮
「うん！」

怜
「まー！」

一緒の部屋に家族5人で

A、玲、蓮、怜、俺の順

玲の上にのってるAの手を、繋いだ

『ん〜……、んふふ…』

俺は普通に繋いだのに、Aは指を絡めてきたw

マサイ
「あっ…！しまった……」


写真を撮り忘れて後悔する俺……w

ま、いっか


だって、可愛い可愛い俺らの子供たちがいるし


愛しのAがいるからww

……

蓮
「パパは僕のだよー！」

『いーや！違う！ママのだもん！』

怜、玲
「だー！」

ん…？なんだなんだ…うおっ！重い…←

『パパは、ママが一番最初に大好きになったんですー！』

蓮
「僕の方が大好きだもん！ママばっかりずるいよ！いつも一緒にいるんだもん！」

あの〜…、せ、背中が……全身が痛いですw

これ、絶対…乗っかってるだろ……


でも、起きないようにしとこ…w

幸せ……ww


Dear ハヤテ
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