低体温 ページ35
今日は寒い！マジで寒い！大寒波が来てるって言ってたな…
『ゲホッゲホッ……ふぅ…』
マサイ
「どした？」
『ん…？なんでもないよ…』
マサイ
「そか…」
いや、絶対大丈夫じゃないだろ…
それでも、大丈夫大丈夫って言って…
家事をやってくれるのは嬉しいけども…体調が悪いと思うのに…
『ゲホッゲホッ……ごめんね…うるさいよね……集中出来ないよね……』
マサイ
「いや…そんなには……」
『よし…終わった……』
ふらふらな足取りで道具を片し、リビングを出ていった
マサイ
「……。」
とりあえず、編集作業を進めることに…
前にAが編んでくれた毛糸の靴下を履いてる(暖かいww)
コーヒーを持ってこようと、イヤホンを外した時…ドタン！と音が聞こえた
マサイ
「えっ…A…？」
すごく不安になって、音がした部屋に走った
ドアの隙間から見えたのは、床に倒れているAの姿
マサイ
「A！」
ガチャ…
ぺけたん
「マサイ〜。お邪魔しまーす。寒い〜！」
マサイ
「ぺけ！」
ぺけが家に来た
ぺけたん
「どしたの！？A！？何が？」
マサイ
「朝から体調が良くなかったみたいかもしれない…体温計持ってくるから、見ててもらっていいか？」
急いで棚から持ってきた
『ま、マサイ……』
目を開けて言ったAの声は震えてた
ぺけたん
「A？どうしたの！？」
息が荒くなってって、身体が震え始める
Aに俺のパーカーをかけて、ぺけに体温計を渡して、ココアを入れにキッチンに行った
ぺけたん
「大丈夫？熱じゃないね…」
ぺけが寝室に連れてってくれて布団に寝かせてくれた
マサイ
「ココア作ったから。飲んでくれ？」
『あ、ありがと…』
咳きこみ、ガタガタと震えてる
マサイ
「寒いからかな…」
ぺけたん
「低体温とかかもね…」
マサイ
「…そっか……」
ベッドで横になってるAの手を握ると、ぺけの言う通りいつもよりも冷たい
『…マサイ……さむい…』
マサイ
「これならどうだ？」
上着を掛けてやり、手を握る
息を吹きかけ、暖かくなるように…
いつの間にか、寝息を立ててAは寝ていた
落ち着いてくれたかな…
ぺけたん
「冬場は寒くなるし、特に今日はね。」
マサイ
「そうだな。」
低体温といい、気管支といい…Aには、きつい所もあるけど…
ぺけたん
「良くなるといいね。」
マサイ
「あぁ。」
俺の手をぎゅっと握る華奢な手が少し暖かく感じた
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ミライアル(プロフ) - アイスさん» いえいえ。書いていて楽しかったです。リクエストお待ちしていますねｗ (2019年5月6日 21時) (
レス) id: 64d347fdec (このIDを非表示/違反報告)
アイス(プロフ) - リクエストに答えて頂きありがとうございます！ (2019年5月6日 20時) (携帯から) (レス) id: d8a1d7c1d8 (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - 颯天さん» ありがとうございます！ (2019年5月6日 17時) (レス) id: b0af308e1c (このIDを非表示/違反報告)
颯天 - リクエストさせて頂きます！夢主がマタニティアートをする回を書いてほしいです。その流れで陣痛が来る…みたいなのをいつでもいいので書いていただけたら嬉しいです。お願いします！ (2019年5月6日 17時) (レス) id: 2fb5b32da8 (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - アイスさん» ありがとうございます！ (2019年5月5日 11時) (レス) id: b0af308e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライアル | 作成日時：2019年4月15日 22時
