クラスにたった一人の女の子〜first〜〈フィッシャーズ〉

四時間目 ページ10

四時間目は…音楽！

だから、音楽室へ移動する。

『早く出てね〜』

教室の鍵を閉めるのも委員長の仕事…(多くない？まぁ気にしないけどｗｗ)

先生は女性の先生。ちょっとホッとしたｗｗ

先生
「早速ですが、今日は音楽鑑賞をします。１０曲あるので、思ったことや感想を書いてくださいね」

鑑賞は好きなほう。ていうか音楽自体が好き。

〜〜♪

一曲目は…モーツァルトかな？。感想っと…

二曲目は…チャイコフスキーっぽいな〜。カキカキ…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

十曲目は…これはベートーヴェンでしょ〜。これは…っと…

うん。書けた

どれもいい曲ばっかりだｗｗ聴いていて全然飽きない

先生
「あら？雲母さん。起きていたのねｗｗ」

先生の言葉が意外過ぎた”起きていた”？？？

周りを見ると…あら、すごいｗｗ

私以外…寝ていた。こんなことってあるの？ｗｗ

あとから思えば、疲れている時にクラッシックって”寝てください”って言っているようなもんｗ

先生
「鑑賞は好き？」

『はい。大好きです。』

先生
「雲母さん。ちょっといい？」

『はい？何でしょう…』

先生が隣の部屋へ…何かを取りに行った

隣は…「準備室」って書いてあった…何となく予測がついた

『先生ｗｗこれってｗｗ』

思わず、笑ってしまった

先生
「みんなを起こすにはこれが一番いいのよｗｗ前もこれで全員起きたんだからｗｗ」

前に立って…シンバルを構えて…

ジャァーン！！！

全「ん？！」

あっほんとだｗｗみんな起きたｗｗ

シルク
「びっくりした…」

ぺけたん
「す、凄い音…」

先生
「どう？ｗｗ」

『起きましたねｗｗ先生、凄いですｗｗ』

一つでも凄いのに、二つってなるともっと凄いｗｗ

『みんな起きて〜起きない人はもっと近くまでいって鳴らすよ？』

ンダホ
「お、起きるから…」

ザカオ
「近くではやめて…」

先生にシンバルを渡し、席に着く

マサイ
「Aは起きてたの…？」

『うん、ずっと起きてた。気が付いたらみんな落ちてんだもんｗｗ』

その言葉に全員が笑った

先生
「はい。書けているところまででいいから、紙を回収しますね」

//キーンコーンカーンコーン

『気を付け。礼。』

教室の鍵を開けるために、音楽室を早く出た

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