クラスにたった一人の女の子〜first〜〈フィッシャーズ〉

体育祭　２ ページ30

さてと…私の出番(ラスボスじゃありませんよｗ)

午後の競技一発目は、紅白対抗リレー(2Bは白組です)

赤組のなかでも色は赤と黄色に分かれ、白組は白と青に分かれる

私とぺけたんは白で、シルクは青に分かれ、それぞれ４人ずつ(順位が高いほど得点が多く入る)

「よーい…パン！」

始めは１年の人達

すご〜く微妙な競り合い。みんな同じくらいか…と思って見てると…

いた！絶対に必ずいるんだよな…ずば抜けて速い奴！しかも、赤組だし…

今のところ、赤、黄、白、青の順番

こりゃ…ガチでいくか(当たり前ですｗｗ)

２年にバトンが回ってきた

始めに２人が走って、ぺけ、私の順番

お？２年から一周を走るのか…

順位は変わらず、あと少しで、黄色に追いつきそうなくらい。赤は黄色を抜かせたらの話…

いよいよ、出番が近づいてくる

ぺけにバトンが渡った！

『いっけー！ぺけ！全力ー！』

おっ！抜かした！てことは…私が追うのは赤だけだ！

ぺけたん
「A！」

『はいよっ！』

バシッと受け取り、全力で赤を追いかける(元陸上部なめんなよ〜)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Aにバトンを渡した…

抜かしても、すぐに抜かれそうな距離だったから…危なかった(凄くギリギリ)

Aはと言うと…

ぺけたん
「す、凄い…！A！いけー！頑張れー！！」

あんなに距離の開いていた(トラックの４分の１くらい)赤を追い越してトップに出ていた

Aの後は３年にバトンが渡る

走り終わったAに駆け寄った

ぺけたん
「A！凄いよ！あの距離から抜かすなんて！」

『マジで…疲れた…足いてぇｗｗ』

ぺけたん
「あっ！シルクだ！いけー、シルク！頑張れー！」

シルクも凄い！白に続いて２位に走順を上げた

シルク
「お、おぅ…はぁ…疲れた…」

ぺけたん
「ビリから２位まで上げたんでしょ？凄いよ！」

シルク
「でも、A！」

『はい？』

シルク
「お前、速過ぎ！ｗｗ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

結果は、１位；白。２位；青。３位；黄。４位；赤となった

全「「お疲れ！お前らも凄かったけど、A！お前やばかったぞｗ」

『なんとなくわかったわｗｗ。さ、次はクラス対抗…みんな、全力でいくよ！』

私たちのクラスカラーは白。

入場し、白のビブス、白のバトンを持つ

『マサイ！トップバッター、頑張れ！』

マサイ
「おぅよ！」

。

。

。

「よーい…パン！」

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