クラスにたった一人の女の子〜first〜〈フィッシャーズ〉

球技大会！（練習） 2 ページ25

俺らの前の光景は…

「「うっ！なっ！えっ？！」」

「「ちょちょ！いって！」」

動かない男子らを蹴散らすように…

男子並みのボールで当てるA

跳ね返ってきたボールを華麗に取ると、相手のコートに向かって次々と当てていく

(き、消える魔球？！みたいな？！)

周りからはどよめきが…(そりゃぁ…ねぇ？)

マサイ
「うわっ！くっそ〜…」

ザカオ
「よっしゃー！」

当てられて悔しそうなマサイと喜んでるザカオw

マサイ
「おらっ！」

ぺけたん
「うわぁっ！」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

マサイはぺけに当てたから、自分の陣地へ戻ってく

私のチームは私を含め、４人

向こうは、マサイを含め９人…

ぺけからボールをもらう

『じゃあ、まずは敵討ちね〜』

マサイ
「えっ？！わっ？！」

マサイに一当て

『つぎは…』

別の男子にもう一当て

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結果は…

先生
「二人差で、シルクチームの勝ち」

あと、もうちょっとで、勝てたのにな…

ぺけたん
「A。凄すぎだよ！ボールが男子並みの速さだったから、男子かと思ったw」

『女子ですが…』

ンダホ
「途中からさ、反撃？っていうか、逆襲？っていうか…」

マサイ
「ボール強いよ〜！マジで痛ぇ…」

『ごめんごめん、だってさ、本気じゃないと楽しくないし。女子だからってあぁいうことされるの嫌なんだよね〜』

この会話を聞いていたらしく…

「「わ、悪かった！」」

「「ごめん！」」

『そんないいよ。でも、楽しかったw』

シルク
「明日は本番だ！よし、委員長！何か一言！」

『は？』

ザカオ
「ほらほら、何か一言！」

キラッキラの目で私を見るクラスメイト…

『じゃ、じゃあ！明日は全力で！狙うは優勝！！』

「「「おぉー！！！」」」

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