戦場 ページ10
大和守安定side
加州清光
「安定。隊長なんだから偵察よろしくね」
大和守安定
「わかってるって。…向こうの山の麓にいる」
大倶利伽羅
「行くぞ」
太鼓鐘貞宗
「いっちょやるか！」
時間遡行軍を片っ端から倒していく
主に手当してもらったから、前よりも難なく動ける
大和守安定
「これで全部かな」
終わったーと気が緩んだ瞬間
背後に時間遡行軍の気配
やばいっ！と思った時
ザザッ！ザシュッ！
太鼓鐘貞宗
「主！」
腕を斬り落とされ、鎖骨から脇腹あたりまでに怪我を負った主
でも
『残念だね。あんたの攻撃、これっぽっちも効いてないんだわ』
腕はすぐに再生、怪我もすぐに塞がる
衣服はさすがに治せないようだけど
『私の仲間には指1本触れさせない。血鬼術、血刀』
真っ赤な血のような刀を握る主
目の前でまた見れた…主の力を
『おらぁっ！』
人間とは思えない身体能力
鬼だから斬られてもすぐ再生
『ふぅ。みんな怪我はない？』
加州清光
「そういう主は？」
『私はほら。何ともないよ』
………
戻ってくる
燭台切光忠
「おかえり。怪我は無いかな？」
大和守安定
「うん。大丈夫。…主？」
なんだか浮かない表情
大倶利伽羅
「どうした」
『あ、いや…別になんでもないよ。今日はもう遅いから各々ゆっくりして』
そう言って、足早にここから去って部屋へ戻ってしまった
大和守安定
「気にしてるのかな…」
加州清光
「さーね。でも俺は主のこと化け物だなんて一度も思ったことないけど」
と、向こうから誰か走ってくる
「大和守…！」
大和守安定
「蛍丸！どうしたの？」
蛍丸
「国行がっ…！」
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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！ (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2023年9月11日 21時
