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夢主side
『その身体で本当にやるの？』
大和守安定
「もちろん…僕が勝ったらこの本丸から出て行け」
目の色変えちゃって…
こりゃ1回勝負しないとダメな感じだ…
場所を移して、ボロボロの稽古場らしき場所
大和守安定
「おらぁっ！」
真剣かい
大和守安定
「ほら、避けてばかりか！」
『はぁ…仕方ないね』
私は鬼、血鬼術を使える
『血鬼術、
刀を作り出せる
大和守安定
「紅い刀！？」
『(ﾋｭﾝ！)はっ！』
大和守安定
「くっ…！(一撃が重いっ…！)」
『その程度？』
大和守安定
「そんなわけ…ぐはっ！うっ…」
衝撃で壁に背中を打ち付ける大和守
そばに落ちた刀を取ろうと手を伸ばすので
刀を蹴り、喉元に血刀を突きつけた
『まだやる？』
大和守安定
「……僕の負けだ…」
力んだ手を緩めれば、血刀は消えていく
大和守安定
「僕をどうする気…」
『どうもしないよ。なんで私に勝負を持ち出してきたのか、理由聞いてもいい？』
大和守安定
「………」
『話したくないなら、それでも構わない。私はここに来た新しい審神者。みんなの主になりたいって心から思ってる。前の審神者に酷いことされたのは見ればすぐわかった。無理にすぐに信用しろなんて言わない。ゆっくりでいい、私のことを知って、心を開いてくれたらって』
大和守安定
「…っ……」
『ん？』
大和守安定
「……き、清光がっ…」
泣き出す彼の背中を優しく摩る
「清光」……加州清光か
大和守安定と同じく、新撰組沖田総司が使っていたとされる刀
『ゆっくりでいいよ』
大和守安定
「重傷で…動けなくて……ずっと辛そうで…僕何も出来なくて…」
『加州清光がいる所に案内してくれる？』
来たのは2人部屋だろうか
布団には傷ついた加州が
『手入れ、してもいいかな？』
大和守安定
「……お願い」
『わかった』
先程もやったようにゆっくり霊力を流す
もちろん大和守にも伝わるように
少ししてスゥスゥと眠ってる表情になった
大和守安定
「…ありがとう、ほんとにありがとう」
『加州もそうだし、大和守も大丈夫そうね』
2人の部屋を後にすると
太鼓鐘貞宗
「さっきの何だったんだ！もう1回見せてくれよ！」
『さっきの？』
太鼓鐘貞宗
「紅い刀！」
『じゃあ、手合わせする？』
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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！ (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2023年9月11日 21時
