勝負 ページ6
夢主side
さっきのは新撰組らしき格好の刀剣男士
大和守安定か…
傷だらけで身体中痛いはずなのに、よく来たよほんと
さて、
『こんのすけー』
こんのすけ
「(ﾎﾟﾌﾝ)お呼びですか？」
『この手紙を、この写真の人に届けて欲しいんだけど』
こんのすけ
「おまかせを！」
少し経ってこんのすけが戻ってきた
こんのすけ
「お待たせしました！こちらを渡されたのですが…」
『あ、そうそうこれこれ。ありがとうね』
なんだかパシリみたいで申し訳ないけど
小さな小袋を空けると、何個かの小瓶のようなものが入っている
その中には少量の紅い液体
要するに「血」
最終決戦の後に愈史郎さんに出会い、以降愈史郎さんが飲む量と同じ量の血を頂いている
私が審神者になる時も、「いつでも言え」とらしくない返答をしてくれた
全然足りるからいい
小瓶の蓋を開けて、飲む
少しだけどおなかいっぱいになる感じ
『そこに居るのは誰？出てきな』
太鼓鐘貞宗
「……」
何だか気まずそうな顔をした太鼓鐘貞宗だった
『どうしたの？』
太鼓鐘貞宗
「……ご、ごめん！急に刺して…」
『あぁ、別にいいよ』
太鼓鐘貞宗
「その…なんで血が出てないんだ…？」
流血が普通はあるのに無いから驚いてる
『お二人さんも出てきなって。隠れてても私わかるから』
燭台切光忠
「バレバレだったようだね」
『大倶利伽羅のほうは、何ともないみたいね。身体に違和感とか大丈夫そ？』
大倶利伽羅
「あぁ。礼を言う」
『太鼓鐘の疑問は…確かなんで刺したのに死んでない、だっけ？なら、見せてあげるよ。私の腕斬り落としてみて』
太鼓鐘貞宗
「はぁっ！？」
『大丈夫じゃないと言ってないよ。なら、私がやろうか』
刀を借りて腕を斬り落とす
切り口はすぐに再生し、元通りになる
太鼓鐘貞宗
「…さ、再生してる……」
『私の身体がちょっと普通とは違うってこと。人間じゃなくて鬼なんだ。斬られてもすぐ再生するよ。人喰い鬼だけど、私が自我を持ってるから襲わない。現にみんなのことも襲ってないし』
太鼓鐘はポカーンと聞いて
燭台切と大倶利伽羅は顔をしかめながら聞いてる
そりゃそうだわな。人間じゃないって普通ありえないもん
『さーて、もう一人いるのかな。隠れてないで出てきな』
出てきたのは、さっきの新撰組らしき格好の刀剣男士だった
話を聞いてたのね
「僕と…勝負しろ」
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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！ (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2023年9月11日 21時
