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謝る ページ46

明石国行side


また自分はあの時の最終決戦みたいに、動けなくなってしもた…


『折れてないだけ、いいのよ』


紅い刀を作り出し切り刻んでいく主はん

足を引っ張ってるのは、自分や…


『無理して折れたら怒るけどね。皆、ここの里の人たちを守るよ。刀を作る技術を途絶えさせてはダメ』


さっきの主はんの言う通り、時間遡行軍はここの里の人たちを狙っている


明石国行
「まだ自分は動けます…少しでも主はんの力に…」

『明石…わかった。里の人達の護衛をお願い。その間にも時間遡行軍は必ず出てくるはず。加州は明石のフォローをお願い』

加州清光
「任せてよね」


ここの里は、大倶利伽羅と主はんで守る


加州清光
「大丈夫そう?」

明石国行
「大丈夫や、まだ動ける。こっちや!」


………


避難をしようにも、時間遡行軍は容赦なく里の人達を奇襲する

自分と加州は中傷以上

2箇所に鬼が現れ、時間遡行軍の目的が違う

部隊も別れなければならないし、戦力が削がれる

こちらもきつい

と、物凄い衝撃と砂煙が上がる

石切丸と太鼓鐘がどういう状況か把握できない

それでも自分たちは里の人たちを守りきらんと

……


どのくらい経ったか

さぁーっと太陽の光が里や森を照らす


『明石!加州!』


大倶利伽羅を支えるようにして立つ主はん


加州清光
「里は大丈夫なの?」

大倶利伽羅
「あぁ」

『2人とも傷が…』

明石国行
「自分たちのことはええ。石切丸と太鼓鐘を見に行かんと」


気配で2人がどこにいるのかを探す

と、木の幹に身体を預けている石切丸を見つけた

近くには太鼓鐘がいる


太鼓鐘貞宗
「主!お、俺のせいで…石切丸が…っ!」


太鼓鐘は重傷寸前、石切丸は重傷だ


『鬼は太陽の光に焼かれる。禰豆子は光を克服する。もう大丈夫そうね』

「あ、あの…!私たちを化け物から守ってくださり本当にありがとうございました」


里の人達が口々に感謝の言葉を言う

時間遡行軍の気配は消えたからもう大丈夫、と主はんが言う


『戻ろう』


歴史が変わることなかった

本丸に戻ると、皆が出迎えてくれる


『聞いて欲しいの、皆……ごめんなさい』


主はんが突然自分たちに謝った

幸せ者→←刀



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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めっちゃ面白いです!!! (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2023年9月11日 21時

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