刀 ページ45
加州清光side
刀鍛冶の里は名前の通り、刀鍛冶の人が住む里
鬼殺隊にとって何より大事な刀を作ってる人達の住む里
『柱の2人と隊員の2人と鬼の禰豆子。頼んだよ、皆。鬼殺隊員はそうだけど、1番は時間遡行軍ね』
前とは違う主の目
俺たちに任せてくれる、信頼してる証
……
大倶利伽羅
「くっ…なんなんだこいつら」
明石国行
「魚に手と足が生えてんな。で、時間遡行軍までおりますわ」
加州清光
「両方倒そう」
ザシュッ、ザザッ
「あ、あんたたちは…」
加州清光
「こいつらは俺たちに任せて。出来るだけ安全なところに」
「か、感謝する…！」
なんだ…なんかおかしい…
加州清光
「2人ともここを任せていい？ちょっと周囲見てくる」
柱の人達は居るはず…
魚の化け物の数は増えては無い
あいつらの爪は刃物みたいに鋭い
俺らだって、食らったらひとたまりも無い
向こうを任せたのはいいものの、急がないと2人が危ない
所々砂煙のようなものが巻き上がってる
きっとあそこで戦ってるのが柱の人たちの可能性が
加州清光
「どうなってるんだ…」
時間遡行軍が、里の方に向かって来ているのが見える
柱や鬼の方では無い
その奥から、主がこちらに向かってくるのも見える
『加州！住民の避難を最優先に！死なせてはダメ！』
加州清光
「どういうこと！？時間遡行軍は？鬼殺隊の人たちは？」
『後で説明する！けど、今は早く！』
戻れば、傷を負った明石国行を庇う大倶利伽羅の姿
『伽羅！明石！』
風の如く、時間遡行軍と魚の化け物を切り刻み駆け寄る主
明石国行
「すんません…自分が油断したばかりに…」
『大丈夫、折れてないだけいいの』
大倶利伽羅
「すまない…」
『伽羅まで…よく耐えてくれた』
血鬼術で紅い刀を作り出す
『鬼殺隊の要である"刀"。それを作り出す刀鍛冶の里。里を壊滅させる、人を全て……そうすればわざわざ鬼殺隊に直接手を下さずとも、戦力を削ることが出来る。時間遡行軍と言えどよく考えたもんだよ』
そういうことなら、さっきからこの里に時間遡行軍が居座ってるのも納得いく
『柱の方は石切丸と太鼓鐘に任せてある。時間遡行軍はいるにしても、ここよりは圧倒的に少ない。明石と伽羅は無理せず、ここよりかは安全なところに』
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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！ (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2023年9月11日 21時
