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夢主side


みんなが寝静まった夜中

私は1人、転送装置の前に立っていた

急激に強くなった時間遡行軍

この本丸の刀剣男士たちは、今やそう簡単に重傷どころか中傷にならないはず

なんでだろう…


『私1人でも「あーるじ」…?』


振り返ると、寝てるはずの刀剣男士達が戦闘服に着替え立っていた


『ど、どうしたの?もう夜中だし寝ないとさ』

加州清光
「俺らのために確かめに行こうとしてるんでしょ。けど、主1人では行かせられないよ」

『でも、このままだったら皆毎回傷を負って帰ってくる…』

明石国行
「はぁ…わかっとらんな……」

『え?』

明石国行
「自分たちも主はんと行くってことや」


皆が、私を呼ぶ

…ほんとに私が来た時よりも、この本丸は変わったな…


『皆…』

今剣
「たよってください!あるじさま!」

『…ごめん。……これから確かめに行く場所が3つある。かなりキツくなる戦いだけど来てくれる?』


もちろんと、皆が返事をする

小狐丸
大和守安定
今剣
明石国行


『あと1振り…』

加州清光
「俺が行くよ」

『加州…』

加州清光
「俺自身も気になるし、古株の意地見せちゃおーかな」

『わかった。じゃあ、行こうか』


………


私の推察が正しければ…確かここ…!


『来た!』


「無限列車」を見つけた

鬼殺隊の戦力を減らし鬼舞辻無惨を生存させる方法が失敗に終わったのなら

さらに過去に遡り、要所要所で変えれば最終決戦も変わってくる

ならば、要所要所に現れるであろう上弦の鬼に手を貸すはず

それを阻止するという、時間遡行軍の裏を読んだ私の考え


今剣
「おおきいですね〜」

『これは無限列車。確かここに、煉獄さんと炭治郎と禰豆子、善逸と伊之助が来る』

明石国行
「なるほどな。時間遡行軍は鬼殺隊をここで始末しようってことやな」

小狐丸
「最終決戦より過去に遡られては…」

『厄介だよ…ほんと…』

大和守安定
「大丈夫。主には僕たちがいる。さ、行こう」

加州清光
「ねぇ、あの人たちなんじゃない?」


最終決戦を見た加州と明石はすぐにわかった


『私たちは気づかれないように、直前に乗ろう』

無限列車→←強さ



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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めっちゃ面白いです!!! (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2023年9月11日 21時

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