ブラック本丸に行きますよ。例え斬られても死にませんので。【刀剣乱舞】【鬼滅の刃】

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夢主side


加州清光
「うっ…はぁ……はぁ……まだ…まだいける…」

三日月宗近
「加州…無理をしてはならん」


加州と三日月が中傷超え

これ以上は危ない…！


「夜明ケマデ四十分！」


鴉が夜明けまでの時間を伝えると


A
『っ！ま、待て！！』


鬼舞辻無惨は逃げ出した

そうだ…鬼舞辻はそういう鬼だ

生きることだけに執着してる

逃げることを恥だとも思わない、そんな奴だ

…私は鬼だ、鬼殺隊じゃない

今は歴史を守る審神者…

朝日が昇り鬼舞辻無惨は焼かれる、という歴史を変えないように

皆を守らないと

時間遡行軍の数が急に増える


加州清光
「俺は……主を…守る…」

三日月宗近
「時間遡行軍が急に増えたか…俺たちが持つかどうかだな…」


皆を鬼舞辻無惨の攻撃から防いできたけど、遡行軍が根本的に強い

鶴丸の方も無事か分からない…

刀を握る力を緩める


『絶対に守るよ…みんなのことは…必ず…！血鬼術、血風斬！』


鬼として、力を使おう

人のまま維持し続けつつ戦うのは無理だ

両爪が鋭利になり、牙が大きくなり、額には片角

血風斬で周囲の時間遡行軍を瞬時に片す

鬼舞辻無惨の後を追う鬼殺隊士の後を追う、時間遡行軍ら

鬼殺隊士が減ってる今を叩こうってか

今この2人が殺られてしまったら、確実に鬼舞辻無惨を逃がす

時間遡行軍は鬼殺隊を叩き潰そうとして、今は私らの事はあまり集中して狙ってきていない

過去の知っている世界だからわかる、これから起こること


『三日月！加州を連れて、ここを離れて。鶴丸の所へも行って欲しい』

三日月宗近
「あいわかった。主、必ず無事でな。消えては困るのだ。俺は今の主が好きだからな」

『三日月…』


重傷寸前の加州を抱え、ここから離れた三日月


「挟め！挟むように立ち回れ！絶対にここから逃がすな！2人ならできる！」

「はい！」


柱達が戻ってくる気配がする


「夜明ケマデ三十五分！」


分裂出来ない無惨が吐血した

確実に弱まってる

と、急に動きが止まる鬼舞辻


A
『炭治郎！動きが止まった！叩くなら今！』


ドォォン！

何だこの衝撃波…

鬼であっても動けなくなる…


「獣の呼吸、肆ノ牙、切細裂き！…よくもやってくれ"たなぁ…許さねぇ…俺たちを庇って数珠のオッサンの足と半々羽織りの腕が千切れた。あちこちに転がってる死体は、一緒に飯を食った仲間だ。返せよ…手も足も命も、全部返せ……それが出来ないなら百万回死んで償え！」

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