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加州清光side
はぁ…はぁ……
ど、どんだけ時間遡行軍強いんだ…
加州清光
「はっ…！まずい！」
縞模様の羽織りの人の刀が赫くなったが、動きが鈍る
そこを叩こうとする時間遡行軍と鬼舞辻
いや、時間遡行軍を倒すことに集中だ
鬼の攻撃だろうと…怯むな！
『ふっ！加州！』
加州清光
「はぁっ！」
と、鬼舞辻の腕が何者かによって斬られた
鬼の猛攻の最中、新たに3人の姿が顕になる
黄色い髪、猪の被り物、蝶の髪飾り
間違いない、この3人だ、主の言ってた人達だ
「いだァァ！やだァァもォォ！」
「くっ！(こんなに早く気づかれるなんて…！)」
「いっ…てェェ！」
燭台切光忠
「皆！」
明石国行
「気ぃ抜いたら終わりや！」
気がつけば時間遡行軍に囲まれていた
過去のA
『ゲホッ…まだ…まだ殺れるっ…！はぁっ！』
『この化け物は任せて、鬼舞辻無惨を！こいつらに手出しさせない！あなたたちの背中は私たちが必ず守る！』
過去のA
『わかった…ありがとう……！』
きっとあの人は、過去の主だ
『くっ…数で押しやがって…！血鬼術！血風斬！』
燭台切光忠
「主！あの人は…！」
『皆も見てわかる通り、あの人は過去の私、人間の私。時間遡行軍を倒して、鬼殺隊守ることに集中して。(鬼舞辻無惨は本当に生きることに執着してる…斬っても斬られた瞬間から再生してるから攻撃が弱まってない…確か…炭治郎がもう少ししたら戦線復帰するはず…)っっ！？離れて！』
加州清光
「うわっ！」
主に『離れろ』と言われすぐに離れたけど…
燭台切光忠
「くっ…これはさすがに……痛い…ね…」
明石国行
「……あかん…あんな一瞬で…」
加州清光
「燭台切！明石！」
三日月宗近
「主の言う通りだ。2人は生きること、折れないようにだけを考えてくれ。後は俺たちに任せてもらおう」
片足に大きな傷を負った燭台切
肩に同様に大きな傷を負った明石
今一瞬、広範囲に及ぶ攻撃で鬼舞辻無惨の周囲に居た鬼殺隊が時間遡行軍諸共消えた
『はぁ…はぁ……人間だったら死んでたね…』
ガラガラと瓦礫の中から出てきた主
服はボロボロになっていくけども、身体は鬼だから怪我しても再生する
辛うじて見えたのは、足が無くなり、腕が無くなり
そんな鬼殺隊の人達だった
こんな化け物…あの人数でも倒せないなんて…
あんな所に…蝶の髪飾りを付けた人が！
「ヒノカミ神楽、輝輝恩光」
目の前を炎が覆った
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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！ (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2023年9月11日 21時
