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鬼殺隊と鬼と刀剣男子 ページ23

明石国行side


「進めー!柱を守る肉の壁になれ!少しでも無惨と渡り合える剣士を守れ!」

「駄目!みんなやめてー!!」


次々と人が斬られていく戦場

後を追えば


明石国行
「!」

『させるかっ!』(キン!)


自分に迫っていた触手のようなものを防ぎ、水色の羽織りを翻してこちらに来る


『明石!大丈夫?怪我無い!?』

明石国行
「…何ともない」

『良かった…こいつが鬼舞辻無惨。鬼の始祖』

加州清光
「なんか…時間遡行軍よりやばい感じ…」

三日月宗近
「恐ろしいな。じじいが持つかどうか…」

鶴丸国永
「こりゃ驚いた。これだけの人間でも傷一つ無いなんてな」

燭台切光忠
「主、あいつを倒せばいいのかい?」

『私たちの目的は鬼殺隊を全滅させようとしてる時間遡行軍を倒すことで、鬼舞辻無惨じゃない。持ってる刀は日輪刀じゃないから倒せないのはわかりきってる。だから、時間遡行軍を倒すことだけに集中。私は遡行軍を倒しつつ、みんなに及ぶ鬼舞辻からの攻撃を防ぐ。過去の通りなら、夜明けまではあと1時間半、ここで耐えれば鬼舞辻無惨を確実に倒せる。生きることを…折れないようにってだけを考えて』

燭台切光忠
「わかったよ」

『特に柱は遡行軍に足止めされちゃ勝ち目が無い。だから、その人たちに群がる遡行軍を片っ端からお願い。過去に一緒に戦った仲間の特徴も伝えとく』


……


白い髪
半分半分の羽織り
桃色の髪
縞模様の羽織り
数珠
市松模様の羽織りと花札のような耳飾り
黄色い髪
猪の被り物
蝶の髪飾り

特徴を聞いたのはいいんやけど、どこにいるのか…


「クソッ…なんなんだこいつらァ!次から次へとォ来やがって!鬼舞辻を逃がしちまうじゃねぇかァ!」


白い髪…この人や


明石国行
「はっ!こいつらは自分に任せて、はよ行け」

「なんだか知らねぇが感謝するぜェ!」


白い髪の人へ群がっていた遡行軍を倒していく

見てもわかる、鬼殺隊の人達はほとんど大怪我を負ってる

あんな怪我でも、あの鬼舞辻ってのを倒す為に…


『明石!』

明石国行
「考え事してただけや!この位の数の遡行軍は自分1人で十分。せやから、他のところに!」

『わかった。ここは任せたよ、明石!その力、信じてる!』


これまで言われたことないわ…『信じてる』って


明石国行
「…初めてやな」


刀を握る手に力を込める

自分を信用してくれてる主…その期待に応えてなんぼや!


明石国行
「やる気無いとか言ってられまへんな!」

。→←。



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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めっちゃ面白いです!!! (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2023年9月11日 21時

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