刀剣たちの愛が重すぎる【刀剣乱舞】【鬼滅の刃】

過保護 ページ9

煉獄杏寿郎
「……」

「煉獄さぁ〜ん！あれ？どうしましたかぁ？」

煉獄杏寿郎
「あぁ…いや、何でもない」


合同任務だ


「実はぁ…Aちゃんに、お前は役たたずの柱だって言われてぇ…思いっきり突き飛ばされちゃったんです……その時に足挫いちゃって…」

煉獄杏寿郎
「わかった。無理せずにな」


目の前の鬼を次々と斬っていく

東雲の強さ…

ここ最近東雲を見かけない

どこかで会ってる…ということなのか？


煉獄杏寿郎
「ふぅ。こんなもんか」

「煉獄さぁん！お怪我は大丈夫ですか？」

煉獄杏寿郎
「あぁ。何ともない」


任務を終える


「最近Aちゃん見ませんね」

煉獄杏寿郎
「そうだな」

「私ぃ、Aちゃんともーっとお話したいのになぁ」

煉獄杏寿郎
「俺はこれで失礼する」

「はぁ〜い！」


帰路に着くと、時透を見かけた

何やら雑貨屋の前で眺めている


煉獄杏寿郎
「時透か！何を眺めているんだ！」

時透無一郎
「煉獄さん。ただぼーっとしてただけです」

煉獄杏寿郎
「聞きたいことが1つある。時透は東雲がどうしてるか知っているか？最近見かけなくてな」

時透無一郎
「いえ、何も知りません」


そう言うとスタスタと歩いて行ってしまった


………


一方、山の中


『よっ。ほっ』


木々を颯爽と駆け抜ける


加州清光
「あ、主ー…！」

『え？』


加州の声がした


今剣
「ま、まってください〜…！」

『今剣？』


今剣の声も


鶴丸国永
「おいおい…どんな速さだ…お、驚きだぜ…」

『鶴丸まで？』


地面に降りると、息を切らした3振りが


『皆、どうしたの？』

加州清光
「全く！主！」

『え？は、はい』

加州清光
「急に行くのはいいけどさ！怪我したらどうすんの！？」

『ん？？』

今剣
「あしをひねったりしてしまったら、かえりあるけないんですよ！？」

『い、いや…それはわかって…』

鶴丸国永
「加州。過保護にしなくても主は強いって、朝のを見てりゃわかるだろ？」

加州清光
「でもさ、主は女の子なんだよ？傷とか怪我とか増やしてほしくないんだけど？鶴丸だってそう思うよね？ね？？」

鶴丸国永
「ま、まぁ…」


以前までは全く考えられなかった

私のために…


『ごめんね、3人とも。分かったから、加州もそんなに鶴丸に言わないの』

加州清光
「はーい」

『よし、今剣！乗って！風を感じるよー！』

今剣
「え！？うわっ！す、すごいです！」


今剣を背負って本丸まで一直線


加州清光
「主ってば！」

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