刀剣たちの愛が重すぎる【刀剣乱舞】【鬼滅の刃】

ふろふき大根 ページ44

加州清光
「あ、長谷部。いたんだ」

へし切長谷部
「いたとは何だ。主お世話係として当たり前だろう。おはようございます、主。起きてらっしゃいますか？」

『うん、起きてるよ。おはよう、長谷部、加州』

加州清光
「燭台切が朝餉の用意出来てるよって」

『わかった。すぐ行くよ』


今日は安定も俺も出陣の日

朝餉を食べ終えて、支度をする


『皆、気をつけて。隊長、しっかりと全員折れずに帰ってこさせること』

加州清光
「任せてよ」


……


今回はそんなでもなかった

皆も傷が少ない

戻ると、


燭台切光忠
「おかえり」

加州清光
「ただいま。主は？」

燭台切光忠
「歌仙くんと厨にいるよ。皆に振る舞いたい料理があるんだって」

大和守安定
「なんか、いい匂いしてきた」

『燭台切ー！出来たよー！』

燭台切光忠
「ほら、主の声がした。わかった！今行くよ！」

大和守安定
「僕たちは着替えてから行くよ」


着替えて、厨に行くと


『これは粟田口派の皆。んで、これが来派皆』


丁寧に皿に分けて、何かタレをかけてる


加州清光
「これは？」
　
『ふろふき大根だよ。頑張ったのはこの味噌ダレ。これがなかなか味の調節難しくて』

歌仙兼定
「主がこんなに雅な料理が得意なんて思わなかったよ」

『これだけは得意だからね〜』

大和守安定
「初めて見た！早く食べよう！」

燭台切光忠
「ちょうど夕餉も用意できてるし、食べよっか」


湯気がたってるふろふき大根

　
『じゃあ食べよう！』


主が作ってくれたふろふき大根を1口食べる


鶴丸国永
「何だこれ！驚くほどに美味いぜ！」
　
大和守安定
「ん！ほんとだ！美味しい！」

三日月宗近
「誠に美味だな」

加州清光
「でも、珍しいね。主が料理振る舞うなんて」
　
『そう？練習しないとさ、また来たときに振る舞えないじゃん？』

加州清光
「そうなの？誰に？」

『無一郎だよ。ふろふき大根が好きなんだ。私の作るふろふき大根を美味しいって言ってくれて、また作るって約束したからさ』

加州清光
「…そう…なんだね」


その人の大好きな料理…


『加州？どうしたの？口に合わなかった…？』

加州清光
「…ち、違うんだ……主に言わなきゃいけないのに…」

『聞きたいな。言ってみて』


このタイミングになっちゃったけど…
　

伝言→←葛藤

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す