刀剣たちの愛が重すぎる【刀剣乱舞】【鬼滅の刃】

歓迎 ページ5

加州が大慌で私を部屋まで連れていく

その道中、何人もの刀剣男士らとすれ違い

心配の声を掛けられた


五虎退
「主様…大丈夫ですか…？」

骨喰藤四郎
「酷い怪我だ。誰がこんなことを」

大和守安定
「キツく巻くよ？」

『…いっ！』


落ち着いた頃合いを見て、三日月が話し出した


三日月宗近
「この怪我はどうしたのだ？」

『…私を嫌う人に付けられたの』

山姥切国広
「意味がわからない。あんたを嫌っててここまでするのか」

鯰尾藤四郎
「許せないですね。僕らで懲らしめてやりましょう！」

『その必要は無いの。家族の仇を討つまで私が耐えるって決めたから』

にっかり青江
「家族の仇を討つ？」

『私の家族は鬼に殺された。その鬼を倒すまでは鬼殺隊をやめない』

石切丸
「そんなことが…」

『だから、これ以上怪我して帰ってくることもある。けど心配しないで』

小狐丸
「心配しないでと言われましても、私たちの主は主様しかおりません。なので心配させてください」

一期一振
「主殿。私たちは何をすればいいでしょうか。その人を斬れば…」

『な、何もしなくていいよ。私は皆が居てくれればそれでいいから』


新しい私の居場所

絶対に失いたくない


加州清光
「主。俺たちは主が頼りなの。主も俺たちを遠慮なく頼ってよ」

大和守安定
「そうそう。清光は主大好きだもんね」

加州清光
「まぁね」


あの女が来る前の柱の皆も、こうやって仲良かった

懐かしいな…


大和守安定
「あ！清光が主泣かせた！」

加州清光
「何言ってんの安定！あ、主…どうしたの？」

『何でもないの…ごめんね。なんか懐かしくて』

へし切長谷部
「加州！主を泣かせるとは…この俺が許さない！」

加州清光
「だから！泣かせてないってば！」


鬼殺隊で抱えてたモヤモヤが、ここに居ると一瞬で和らぐ


燭台切光忠
「皆、準備出来たよ」

『準備？』

大倶利伽羅
「あんたを歓迎する。加州発案だ」

加州清光
「さ、皆で主歓迎会だ！」

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