刀剣たちの愛が重すぎる【刀剣乱舞】【鬼滅の刃】

紙飛行機 ページ34

加州清光
「あと少しだったなぁ…」

『惜しかったね〜。お願いの件は次に持ち越しってことで』

加州清光
「ちぇー」


と、久々にカァァ！と声を聞いた


鎹鴉(ユキ)
「無一郎！無一郎！」

『無一郎来るって？」

鎹鴉(ユキ)
「カァァ！」

加州清光
「その無一郎って、主を傷つけてた人とは違うんだよね？」

三日月宗近
「あぁ、違うぞ。俺はあの時、しかとこの目で見てきたからな。そやつは大丈夫だ。本丸へ来るか？」

『いいかな？一応、三日月の口から長谷部たちに言っといてもらえる？来たら私からも説明するし』

三日月宗近
「あいわかった。では、主の護衛を」

加州清光
「えー！また三日月なの！？」

三日月宗近
「加州。こういうのは早い者勝ちだろう？では、参ろう」

『(ｺｿｯ)いい爪紅買ってくるよ。三日月の代わりに皆に伝えといてもらっていい？』

加州清光
「はぁ…わかったよ。気をつけてね」


……


時透無一郎
「あっ！A！と…」

三日月宗近
「天下五剣の中の1振り三日月宗近だ。主の護衛として参った」

『今日は非番？』

時透無一郎
「任務続きだったから、休暇もらった。遊びに行くって言ってたじゃん」

『そうだね。じゃ、行こっか』


……


時透無一郎
「僕の屋敷より広いね」

『居るのは私だけじゃないからね。ほら、皆こっち見てる』


庭の方から回ると、刀剣たちが無一郎を見てた


石切丸
「その人かい？」

『うん。無一郎、ここに居るのは皆刀の付喪神たちだよ』
　
時透無一郎
「付喪神…？神様…？」

『そ。でも普通に接していいからね』

時透無一郎
「うん」


前もって用意した折り紙で紙飛行機を折る

　
五虎退
「そ、それは…？」

時透無一郎
「紙飛行機。知らないの？」

平野藤四郎
「初めて見ました！」

加州清光
「俺も。1枚いい？」

時透無一郎
「1枚じゃなくていいよ」

大和守安定
「これ、折ったらどうするの？」

時透無一郎
「飛ばすんだよ」


私は無一郎の隣で遠くに飛ぶように工夫して折る

少しして、いくつもの紙飛行機が出来た


宗三左文字
「お小夜。どうです？飛びそうですか？」

小夜左文字
「うん。1番遠くに」

蛍丸
「僕が1番遠くに飛ぶと思う」


あれから、皆気になって見に来たり、紙飛行機を折ったりして…


『じゃあ、飛ばそう！』


せーので飛ばす


加州清光
「え！あの2つじゃん！」
　

私のと無一郎が1番遠くに飛んだ

皆がどっちだ！？と走って見に行く


時透無一郎
「A…？」

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