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御館様 ページ4

『え?』


足音が聞こえ姿を現したのは


時透無一郎
「A!」


無一郎だった


時透無一郎
「Aだ…!良かった…ごめん、僕何も出来なくて…」


無一郎は私の唯一の味方だ

あの女のしてることも全部知ってる


時透無一郎
「聞いたよ。審神者になったって」

『うん』

時透無一郎
「僕は兎や角言う筋合いは無いから、Aが決めてよ。鬼殺隊を続けるのか、鬼殺隊を辞めて審神者一筋になるのか」

『…家族の仇を討ってから鬼殺隊を辞めるよ』


家族の仇の鬼____上弦の肆(半天狗とは別)

あいつを倒すまでは鬼殺隊を辞めれない

あいつを倒すために鬼殺隊になったのだから


『仇を討つまでは任務を遂行します』

産屋敷耀哉
「わかった」


御館様は笑顔で了承してくれた


産屋敷耀哉
「A」

『はい』

産屋敷耀哉
「本当にすまない。Aが酷く傷ついていると知りながら、何も出来ずにいることを…」

『…御館様』

産屋敷耀哉
「こうなったのも全て私の責任だ」

『御館様に非はございません!全て、力不足だった私の責任です…』

産屋敷耀哉
「Aはあんなことをする子じゃないと、分かりきっている。仇を討つまで辛いかもしれないが、任せてもいいかな?」

『勿論です、御館様』

産屋敷耀哉
「ありがとう」

時透無一郎
「ねぇ、A。今度Aの所に遊びに行ってもいい?紙飛行機折りたい」

『いいよ。折り紙準備して待ってるね』


御館様の御屋敷を出て街を歩いてると、あの女とばったりあった


「ねぇ、ちょっとこっち来てくれる?」


人目につかない狭い路地


「最近居ないから私の柱の座が危うくなってるのよね。あんたは私を引き立てるために居るんだから、辞められても困るの」


こいつは私の手柄を横取りするわ

任務は押付けて遊び回ってるわ

私が居ないことが気に食わないんだろう

他の柱と任務に行ってる時はどうしてるのかは知らないね

別に知りたくもないけど


「ほんとムカつくわね。何よその目」

『別に気に入らないなら痛めつけてもいいよ。その時はどうなるのか、分かってるんでしょうけどね』

「っ!生意気な!」


………


あの女が立ち去る

ポツン…雨が降ってきた


時透無一郎
「A!!大丈夫!?」


あの女によって付けられた怪我が痛い


『無一郎、私帰る場所があるから…』

時透無一郎
「わかった」


………


本丸に戻ってきた

こっちも雨なのね


加州清光
「おかえり、主って…大丈夫!?」

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(プロフ) - その悪女が、夢主主さんの本丸に見習いに来て悪事をしそうだ (5月8日 11時) (レス) id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - こだぬきさん» コメントありがとうございます!最後までご愛読していただきありがとうございました! (3月9日 18時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 完結お疲れ様でした、主人公さんが幸せになれて本当に良かったです…! (3月9日 8時) (レス) id: df107beb4b (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 信乃さん» コメントありがとうございます! (1月1日 16時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - お話が最後すぎて続きがくそ楽しみです!続きまってるので頑張ってください!!! (1月1日 16時) (レス) id: 5a5da0008a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2023年11月26日 16時

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