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宗三左文字
「お茶ですよ。熱いのでゆっくり飲んでください」
『ありがとう』
小夜左文字
「寝れない？」
『うん…たまにあるの』
鬼の断末魔や人々の泣き叫ぶ声
鬼殺隊から離れた今でも何度も夢に出てくるらしい
中には黒い何かになって闇の中に引きずり込もうとすることも
江雪左文字
「主が寝れるようになるまで、お傍に…」
宗三左文字
「そうですね。お話しましょう」
『…いいの？』
小夜左文字
「うん」
主のお部屋をこうしてゆったり過ごすのは、あまりなかった気がします
お小夜が主の持ってる刀に興味津々なようですね
宗三左文字
「それは主の刀ですね？」
『うん。気になる？』
小夜左文字
「…うん！」
髭切
「おや、君たちも居たんだね」
膝丸
「兄者！いきなり走り出して…おっと、主じゃないか」
宗三左文字
「どうしましたか？」
髭切
「いやぁ、何か不思議な霊力を感じてね。ちょっと気になって来てみたんだ」
膝丸
「こんな夜中まで起きてたとは。俺と兄者が代わろう。宗三達は身体を休めてくれ」
小夜左文字
「でも…」
江雪左文字
「主も大事ですが…私たちも休みましょう…」
宗三左文字
「そうですね。ゆっくり寝て、また明日来ましょう」
小夜左文字
「わかった。おやすみ、主」
『うん、おやすみ』
……
主の部屋に僕と…えっと……
膝丸
「膝丸だ、兄者！」
髭切
「あれ、声に出てたかい？」
膝丸
「俺の方を向いて考えてるようだったから、多分俺の名前を思い出せなくてと思ったんだ」
『そっか。2人は兄弟だもんね』
髭切
「主は兄弟いたのかい？」
『うん、居たよ。妹と弟』
膝丸
「1番上か」
『うん』
髭切
「さっき刀を受け取ったんだけど、これは主のかい？僕たちのとはまた違うような気がするよ」
膝丸
「刀身を見てもいいか？」
『どうぞどうぞ』
ゆっくり鞘から抜き出せば、色を纏ってるような不思議な刀の全貌を見た
『日輪刀と言って、鬼を斬るための刀だよ』
髭切
「鬼を？」
『多分髭切たちが想像してる鬼とは違うと思う。太陽に当てるか、首を斬るかしないと倒せない人喰い鬼と戦うためのものなの』
膝丸
「聞いたことがないな。主が鬼殺隊だったことは聞いているが」
髭切
「でももう鬼と戦うことは無いんだもんね」
『うん。辞めてきたから』
髭切
「なら、鬼退治は僕に任せてよ」
膝丸
「俺も同行する」
『じゃあ、今度出掛ける時の護衛を2人に頼もうかね』
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善(プロフ) - その悪女が、夢主主さんの本丸に見習いに来て悪事をしそうだ (5月8日 11時) (
レス) id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - こだぬきさん» コメントありがとうございます！最後までご愛読していただきありがとうございました！ (3月9日 18時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 完結お疲れ様でした、主人公さんが幸せになれて本当に良かったです…！ (3月9日 8時) (レス) id: df107beb4b (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 信乃さん» コメントありがとうございます！ (1月1日 16時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - お話が最後すぎて続きがくそ楽しみです！続きまってるので頑張ってください!!! (1月1日 16時) (レス) id: 5a5da0008a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2023年11月26日 16時
