検索窓
今日:129 hit、昨日:156 hit、合計:55,667 hit

過去 ページ23

不死川実弥
「な、なんなんだテメェらはァ!」

甘露寺蜜璃
「Aちゃん…!」

伊黒小芭内
「鬼殺隊士同士は…『私はもう鬼殺隊じゃない』!」

『だから私には何も誰も関係ない。泣き叫ぼうが罵声を浴びせられようがな』


主の背筋が凍るような恐ろしい殺気と霊力

本当にこの人たちへの気持ちが霊力に現れてる


甘露寺蜜璃
「ねぇ!お話だけでも…!お願い!Aちゃん!」


桃色の髪の女の人が主に近づく


『小夜』

甘露寺蜜璃
「…きゃっ!」


主の声に動く

足元を蹴り、女の人へ刀を向ける小夜左文字


小夜左文字
「近づくのは許さない」

甘露寺蜜璃
「っ…!」

『皆、帰ろう。ユキ、これを無一郎にお願い。他のやつには他言無用ね』

鎹鴉(ユキ)
「ワカッタワヨ!」


刀を納刀し、背を向け本丸へ帰る


煉獄杏寿郎
「ま、待ってくれ!A!」

『加州。借りるよ』


俺の刀を素早く抜刀し、走ってくる人向かって刀を振った


煉獄杏寿郎
「!?」

『聞こえなかったかな?近づくなって。私の名前、呼ばないでくれる?反吐が出るんでね』


ありがとうと言って刀を渡してきた主

スっとした立ち姿、かっこよかった…

本丸へ帰還した


巴形薙刀
「戻ったか。何かあったのか?」

『…別に何も無いよ』

巴形薙刀
「わかった。何かあれば遠慮なく言ってくれ。主の力になる」

『小夜もありがとう。皆も』

小夜左文字
「主を傷つける奴は許さないから」

大倶利伽羅
「…あぁ」

へし切長谷部
「主のためですから」


主は俺たちにお礼を言うと、スタスタと部屋へ行ってしまった

俺は心配で主の部屋へ

スサー


加州清光
「主?」

『加州……はぁ…裏切られるってこんなにも苦しいんだね…もうあれだけは嫌だったのに…』


よくよく考えれば主の過去を聞いたことがなかった


加州清光
「聞いてもいい?主の過去。何があったのかって」

『私の過去か。いいよ、皆にも話すよ』


主の過去は想像以上に過酷だった

育ててくれた人は皆、才能が無いと言い追い出されてきた

何人も転々としてきたから、雨、風、雷の複合した嵐の呼吸が使えるらしい

死ぬ気で自分を追い込んで鍛錬してきたから、呼吸も身につけた

自分が死んでも誰も悲しまないって思って来た

やっとの思いで見つけた場所が、「柱」としての鬼殺隊の居場所だった

それを奪われて、かつての仲間に裏切られた


『みたいな感じ、私の過去は』

加州清光
「…辛かったね、主」

手合わせ→←辞表



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
192人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - その悪女が、夢主主さんの本丸に見習いに来て悪事をしそうだ (5月8日 11時) (レス) id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - こだぬきさん» コメントありがとうございます!最後までご愛読していただきありがとうございました! (3月9日 18時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 完結お疲れ様でした、主人公さんが幸せになれて本当に良かったです…! (3月9日 8時) (レス) id: df107beb4b (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 信乃さん» コメントありがとうございます! (1月1日 16時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - お話が最後すぎて続きがくそ楽しみです!続きまってるので頑張ってください!!! (1月1日 16時) (レス) id: 5a5da0008a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミライ | 作成日時:2023年11月26日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。