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正体 ページ17

まさかとは思っていたが、大胆なことをする鬼がいるもんだ

人に化け、鬼殺隊に潜り込み、内側から崩そうと言う作戦だったんだろう


「チッ…よくもやってくれたわね」

『最初から気づいてたよ。私も御館様も。無一郎に様子を見てもらってたんだ。

会議があっても、雲ひとつない空の晴れた日には絶対に来なかった。

鬼殺隊の柱として戦ってるところを誰も見た事が無い。

町で遊んでると言いつつ、その間に人を殺して食ってたんだろ?
私たち柱が別の鬼と戦ってる間に』

三日月宗近
「主、下がるのだ」

『三日月は御館様を守って。お願い』

三日月宗近
「あいわかった」


人に化けてた姿が無くなり、目に数字が刻まれた上弦の鬼

そして、わかった

こいつこそ、私の家族の仇だと


「ちょろかったわよ、コイツら。血鬼術を掛けずともあんたを除外して、少しづつ壊れていく様を見れると思ったのに……邪魔してくれたわね」

『それはこっちのセリフだ。さ、家族の仇とらせてもらうよ』


鬼の放つ血鬼術と、私と無一郎の刀が、ガキンガキンとぶつかり合う

ほかの柱は驚きのあまり動けずにいる

別に構わない

私は家族の仇をとるために戦ってるだけだから


胡蝶しのぶ
「そ、そんな…私たちは騙されてたんですか…?」

甘露寺蜜璃
「嘘よね…しのぶちゃん……」

『嘘なわけない。腐りきったその頭で考えろ。鬼殺隊は、鬼を斬るんじゃないのか』


三日月は御館様を守ってくれてるから全力で戦える

けど…


『っ…!』


腕や足の塞がったばかりの傷から血が出てきていた


「あんた、怪我してるじゃない」

『うるさい。別に私はここで死のうと構わない。家族の仇がとれるなら』

「私がそう簡単に死ぬわけないわ。あんたたちを殺して食ってやるから覚悟しなさい」

『さー、それはどうだか』

時透無一郎
「援護するよ、A」

『ありがとう、無一郎。他の人たちは放っとこ』


……


戦いは過激さを増していく

私も無一郎もあちこちから出血がある

鬼はまるで遊ぶように血鬼術を出し、笑いながら戦っていた


「あぁ〜、楽しいわぁ!もっと私を楽しませなさいよ!」

『チッ…性格悪いなこいつ……』

時透無一郎
「A、無理しないで!」

『無理しないとこいつは倒せない。嵐の呼吸、風の舞、暴風』


傷が先程よりも大きく開き血が出ようとも、呼吸を使うことを辞めない

追い込まれれば追い込まれるほど負担も大きくなるが、威力が増す嵐の呼吸


『はぁっ!』

嵐の呼吸→←護衛



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(プロフ) - その悪女が、夢主主さんの本丸に見習いに来て悪事をしそうだ (5月8日 11時) (レス) id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - こだぬきさん» コメントありがとうございます!最後までご愛読していただきありがとうございました! (3月9日 18時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 完結お疲れ様でした、主人公さんが幸せになれて本当に良かったです…! (3月9日 8時) (レス) id: df107beb4b (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 信乃さん» コメントありがとうございます! (1月1日 16時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - お話が最後すぎて続きがくそ楽しみです!続きまってるので頑張ってください!!! (1月1日 16時) (レス) id: 5a5da0008a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2023年11月26日 16時

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