本丸 ページ2
どうせ、居場所はもう無いに等しい
だから、審神者ってやつを引き受けた
『ここが、本丸？』
「あ！来た来た！」
沢山の人たちが私に向かって手を振る
そして、小柄な人達が私の手を引く
「こんのすけから話は聞いておる。お主が新しい審神者だな」
『はい』
「前の審神者が病を患ってしまってな。突然ここの審神者になれと言われて混乱しなかったか？」
『混乱しました』
「はっはっはっ。(ｺﾎﾝ)俺の名は三日月宗近。天下五剣の中の1振りで、11世紀の末に生まれた。要するにまぁ、じじいさ。よろしく頼む」
『(自分でじじいって…見た目はじじいじゃないんだけど)よろしく』
三日月宗近
「どうしたのだ？顔色が優れないが」
『…大丈夫。少し座っていい？』
三日月宗近
「よいぞ」
来る前に刺されてきた傷が痛む
「あるじさま！ぼくは今剣といいます！よしつねこうのまもりがたななんですよ！どうだ！すごいどしょう！」
『よろしくね』
今剣がじーっと見てくる
『どうしたの？』
今剣
「あるじさま！かわいいです！」
『へ？』
「ほ、本当です…！」
「でも、その傷は…？」
眼鏡をかけた人に聞かれた
薬研藤四郎というらしい
『…付けられたもの』
薬研藤四郎
「付けられた？」
『そ、そんなことよりここの本丸を案内してくれない？』
「よーし、ならこの俺、鶴丸国永が案内しよう」
「僕も行くよ、鶴さん」
鶴丸国永、燭台切光忠
この2人が本丸を案内してくれてる
燭台切光忠
「主は、審神者の経験あるのかい？」
『それが全く無いの』
鶴丸国永
「驚いたぜ。じゃあ、なんで引き受けたんだ？」
『…居場所が欲しかった。それだけだよ』
鶴丸国永
「居場所？」
燭台切光忠
「それよりもずっと気になってるんだけど…顔色が良くないよ？少し休もう」
『大丈夫』
鶴丸国永
「おい！足怪我してるじゃないか！待ってろ、薬研呼んでくる」
足に巻いてる包帯から血が滲み、履いてる足袋にまで滲み出ていた
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善(プロフ) - その悪女が、夢主主さんの本丸に見習いに来て悪事をしそうだ (5月8日 11時) (
レス) id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - こだぬきさん» コメントありがとうございます！最後までご愛読していただきありがとうございました！ (3月9日 18時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 完結お疲れ様でした、主人公さんが幸せになれて本当に良かったです…！ (3月9日 8時) (レス) id: df107beb4b (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 信乃さん» コメントありがとうございます！ (1月1日 16時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - お話が最後すぎて続きがくそ楽しみです！続きまってるので頑張ってください!!! (1月1日 16時) (レス) id: 5a5da0008a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2023年11月26日 16時
