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不死川の恋人…? ページ9

なんだか変な気持ちなんだ

あの女にあった途端いきなり接吻をしてきた

そこからどこかひっかかるところがちらほらと


「不死川さーん!」

不死川
「おぅ、来たか」


目の前にいるのは俺の恋人の朱鳥(あすか)

非番のため朱鳥は着物を着て少しばかり着飾っている


朱鳥
「へ、変ですか…?」

不死川
「いや?似合ってんぞ」


何だ…物凄く変なんだ…

必死に記憶を辿っても全然分からない


朱鳥
「考え事か何か?」

不死川
「悪ぃ。ちと任務のことでな」

朱鳥
「大丈夫ですよ。柱なので考えることは多いですもんね」


甘味処について、何を食べるか決める


朱鳥
「そういえば、蒼空って人柱にいますよね?」

不死川
「あ?そんなやついるか?」

朱鳥
「あれ?居ませんでしたっけ?ま、いいや。すみませーん!おはぎふたつ!」


蒼空?

そんなやつ柱に居ねぇよ


朱鳥
「本当は昼間も外に出たいんですけど、肌が病気で…外に出れないんです…ごめんなさい」

不死川
「気にすんなァ。非番の時にでもこうやって会えるだろう」

朱鳥
「そうですね。またお誘いしてもいいですか?」

不死川
「もちろん」


……


目の前で美味しそうにおはぎを頬張る不死川さん


不死川
「ん、お前の分じゃねぇのか?」

朱鳥
「おはぎ好きなのかなーって、食べてる時の笑顔が可愛くて。私の分もあげますよ」


悪ぃ、と言いつつも頬張った時の笑顔が可愛い不死川さん

いや……私の餌


朱鳥
「(ふふっ…だいぶ効いてきてるみたいね。こいつは私のものよ。稀血は誰にも渡さないわ)」

鬼への誘い→←炎柱の気持ち



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作者名:ミライ | 作成日時:2022年8月30日 1時

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