暗殺の月柱２【鬼滅の刃】【暗殺教室】

進路 ページ11

(夢主をメインで書きたいと思ったので、ここからはオリジナル要素ありありで書きます〜。少し飛ばしてるところあります)


風邪から復活して暫く経った

依然として、私の鬼狩りとしての日常は変わらない

机の上には進路希望調査の紙


『はぁ…』


一応丁寧に『月宮A』ってだけ書いた

私に進路なんて必要ないのに…

しかも殺せんせーと面談、保護者との三者面談って…

なんて面倒な…


糸成
「月宮」

『ん？』

糸成
「お前は進路どうする」

『…進路』


最近凄く糸成くんが話しかけてくるし、帰る時も一緒になる時が多い


『…あ、次私か』


面談の順番が回ってきた


殺せんせー
「月宮さんですね。進路は決まりましたか？」

『…先生』

殺せんせー
「はい？」

『…進路は決めてません』

殺せんせー
「決めてないんですか？」

『…先生にはお話してあるのでわかってるかと』

殺せんせー
「ですが…」

『…いいんです。それに……あっ、いえ。なんでもありません。では』

殺せんせー
「……」


名前だけ書いた白紙の進路希望調査を先生に手渡して、後にした

そして放課後、磯貝くんがバイトしてるカフェへ


磯貝
「お、いらっしゃい。月宮も来たのか珍しいな」

『……うん』


カフェラテを注文

向かいの席には糸成くん

ぼへーっと外を見る

進路か…進路なんてなぁ…あってないようなものだし…

少し薄暗くなってきた

クラスのみんなと別れ、家に帰る


『ただいま』

雪音
「お帰りなさいませ。準備してありますよ」

『うん。ありがと』

雪音
「学校で何かありましたか？」

『…進路希望調査』

雪音
「進路ですか…私はA様がどんな進路を選ぼうとお仕えする気持ちは変わりませんよ」

『ありがと。じゃあ行ってくる。帰ってきたら久々に豚汁が食べたい』

雪音
「かしこまりました！沢山作っておきますね！」


袴に手を通して、日輪刀を腰にさし、家を出た

段々冬に近づいているせいか日が短くなってきている


『…もうこんなに暗いのか。……！？』


鬼の気配と同時に人の気配も感じ取った


『…壱ノ型…月光花』


鬼の首を斬り落とした


『…怪我は？』

「な、無い…君は何者だ…」


その声、その髪色、その口調

顔に着けてるお面を取った


『…私だけど。わかる？浅野くん』


目の前にいるのは浅野学秀

腰が抜けてる


浅野
「な、なんだその格好…その刀は…」

『…関係無い』


風のようにその場を後にしてきた

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