声は届かなくても、想いは届く。絶対に…〈フィッシャーズ〉 (ページ19)

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手ページ19

ｼﾙｸ「A！」

急いで駆け寄った

俺を見るや、右手を隠すような仕草を見せる

ｼﾙｸ「そんな、隠さないでくれるか？…何があったんだ？もう、何でもないは通用しないから…」

スマホの文字を見ると、Aは隠そうとした右手を出した

俺らはその手を見た途端、凍り付いた

ﾏｻｲ「ど、どうしたんだよ！それ！」

ﾓﾄｷ「何があったの？」

傷だらけで、血が垂れているAの右手…

俺は、これは自分ではやったものじゃないと思った

ｼﾙｸ「誰かがやったんだな…あっ、動かせるか？」

動かそうとしても全く無理な様子…

ｼﾙｸ「ごめん。」

『なんで謝るの？シルク君は何も悪くなんてないよ？私が何もできなかっただけで…』

ｼﾙｸ「ここで待っていてくれ。すぐに来るから。」

俺がそばにいたら…？Aはあんなことになることなかったのかな…

俺がもっと早く気づいていれば…？Aは…

走って教室に物を取りに行きながら、考えるのはAのことばかりだった

ｼﾙｸ「手、出してくれるか？一旦巻くから。」

持ってきたタオルで、動かないようにおさえる

ｼﾙｸ「このまま帰ろう…俺がAの家まで行く…」

俺は、Aの左手をギュッと握った

絶対に許さねぇ…

俺が守ってやる…大好きな君を絶対に守る

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恋愛ものって書くのがすごく大変で…(でも書きたいんですｗｗ)

頑張りますｗ

他のメンバーがあまり出てきませんが…少しづつ書いていきます

読みながら、状況を思い浮かべてくださるとわかりやすいと思います。
(わかりづらくて、ほんとすみません…)