声は届かなくても、想いは届く。絶対に…〈フィッシャーズ〉 (ページ11)

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テストページ11

体育祭前の中間テスト

これが終われば…楽しい行事だー！

目の前には3枚の白い紙

「始め」

表に返し、問題を解く

あっ、この問題！Aとやった問題だ

これも！これも！

すらすらと解き答えを書いていく

今までの俺には考えられないような解答用紙…

「やめ」

用紙が回収され、休み時間になった

ｼﾙｸ「「A！俺一緒にやったところ解けたぞ！ありがとな！」」

『「ほんと？！よかったね！」』

そのあとの教科でも、わかるところは落とさないように、教えてもらったところは確実に解いた

＝テスト終了後＝

ﾓﾄｷ「ふぅ～終わったね～ｗｗ」

ﾏｻｲ「もう疲れたｗｗシルク！今回はどう？」

ｼﾙｸ「俺。自信あるよｗ」

ﾓﾄｷ「あら。珍しいｗｗ」

ﾏｻｲ「明日は雨が降るなｗｗ」

ｼﾙｸ「ちょ、からかうなって！マジだよ！」

「へぇ～」って言って俺を見る二人…見とけよ！

ﾓﾄｷ「シルクさ。最近、いいことあった？」

ｼﾙｸ「な、なんだよ急に」

ﾏｻｲ「いや、そんな感じがしたからさ。あったのか？」

ｼﾙｸ「な、別になんもねぇよ」

二人から聞かれて気づいた…俺、顔に出てたのかな？

気持ちを紛らわすようにして、机に突っ伏した

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

ﾓﾄｷ「マサイ～。」

ﾏｻｲ「ん？」

ﾓﾄｷ「シルクってさ、Aのこと好きなのかな？」

ﾏｻｲ「ぶっ！ゲホッゲホッ…ちょ、いきなり何言うんだよ」

ﾓﾄｷ「いや、そんな気がしただけｗｗ」

ﾏｻｲ「でもないとは言えないよな～。もし好きだってなったら？」

ﾓﾄｷ「もちろん、応援するよ。マサイもでしょ？」

ﾏｻｲ「あぁ。でも、Aがどう思っているかだよな」

ﾓﾄｷ「そうだね～」