風使いは鬼狩り兼暗殺者2nd【鬼滅の刃】【暗殺教室】 (ページ14)

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女子たち＋渚くんページ14

「お前は下がってていいぬ」

『はっ、2対1が怖くなったのか？』

「お前と殺りあってもつまらぬ」

『おいおい…舐められてんな…』

先手必勝で突っ込んでいこうとしたら、業くんに止められた

業
「やめたほうがいい。女の子が手を出す場じゃないからね〜。(ｺｿｯ)今のその状態じゃまともに戦えない」

『はぁ…はいはい、わかったよ』

業くんにはとっくにバレてるし

私を気遣ってのこと

逆に殺られんなよ

……

危ないと思ったが、予想外だった

確か授業では受身や裁き方は習ってない

私や烏間先生の動きを見て習得したんだ

凄い

「ぬっ！？」

脛に業くんの蹴りが当たって、さすがの殺し屋も背を向けた

ん？か、業！！

声を出そうとした寸前にガスをくらってしまった

あいつ…素手で殺りあうとか言っときながら、結局は武器を使うんだな

「至近距離のガス噴射。予期していなければ絶対n(プシュー！！)ぬ、ぬはぁっ！？な、なんだと…ぬ……」

業
「奇遇だね〜。2人とも同じこと考えてた〜」

懐からナイフを持ち出して業くんに襲いかかるも、呆気なく男子らに抑えられた

『す、凄いな……(ふら…)おっとと…』

磯貝
「不死川！大丈夫か？」

烏間
「ガスがまだ続いてるのか。無理は禁物だ」

『その言葉そっくりそのまま先生にお返しします』

「ぬぅぅぁぁぉー！！」

悲鳴が聞こえる

業くんが何かやったな

……

上に通じる階段の裏口は鍵がかかってるから開けられない

片岡
「こういう時は、女子だけの方が怪しまれないでしょ？」

『それって…わ、私も？』

カエデ
「うん！」

業
「待った。Aちゃんはここにいよう。烏間先生ほどガスは吸ってないけど、もし万が一のことがあったらね」

カエデ
「あっ…そっか」

烏間
「女子だけではダメだ。危険すぎる」

業
「あ〜。だったら〜」

全員が渚くんの方を見る

あ、察し

～～～～

女子たち＋渚くんで中に潜入

『ふぇ……疲れた…』

業
「大丈夫？まだふらふらする？」

『少しね……ガスがここまで響くなんて』

座って壁にもたれかかったAちゃん

本当に大丈夫なの…？

業
「ちょっといい？」

『ん…ん？な、なに…』

返答にも力が入ってない…

額に手を当てる

業
「！？(凄い熱…来た時よりも上がってる…！)」

『渚くんたち大丈夫か…ね……』

業
「A！！」

階段にゆっくりと倒れ込んでしまった