赤い瞳 ページ27
鬼舞辻
「何故だ！何故キスがだめなんだ！」
『嫌なものは嫌なんです』
鬼舞辻
「Aとキスできる日はいつになるんだ…」
『ハグなら構いませんよ？』
鬼舞辻
「分かっている…しかし、私はキスがいいのだ…」
『はいはい、いつかですね』
だが、Aを抱きしめることが可能になった
これは大きな一歩ではないのか？
私としてはキスしたい気持ちの方が山々だがな…
ハグで我慢してやろう
『無惨様』
鬼舞辻
「どうした？」
『可能であれば貴方様の血を少しばかり欲しいのです。人間の記憶は無いものの、柱と会うと変な気持ちも湧いてきて…嫌なのです。その…私の心は無惨様以外…わっ！！ど、どうされたんですか？き、機嫌を損ねて…』
鬼舞辻
「そんなに怯えることなどない」
はっ！いいことを思いついたぞ
鬼舞辻
「キスで血をやろう」
『なっ！！』
鬼舞辻
「どうした？嫌か？」
『こ、交換条件とは…』
さすがのAもこれなら折れるはずだ
鬼舞辻
「さっきも言っただろう？お前を、Aを離したくないのだと。その意味がわかるか？お前のことが好きということだ」
『無惨様…』
鬼舞辻
「お前を上弦の零にして、鬼にして良かった」
『無惨様、私…無惨様のことが好きです…』
鬼舞辻
「！！！」
下を向きながら少し恥ずかしめに「好き」と言った
『お願いです、無惨様。人間の記憶、人間に対する気持ち、もっと人間に対する殺意が湧くよう…完全に消してください』
鬼舞辻
「わかった。少しばかりきつくなるかもしれんが、血をやろう」
『必ずや。殺してみせます。無惨様は私が守る…』
ゆっくり重なる唇
ふにっ…と、柔らかい
『…ん……っ！？…かはっ…』
鬼舞辻
「どうだ？」
『初めてで……けほっ……』
鬼舞辻
「身体に違和感は無いか？」
『ありません。ありがとうございます、わがままを聞いて下さり』
鬼舞辻
「構わん。私もお前が大切なのだ」
私を見つめる瞳…血のように赤く綺麗だ
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ミライ(プロフ) - Namiさん» どちらも、元にしてます！ (2023年1月31日 9時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 技名、ときのほうこうとかあくうせつだんとか…ポケモンぽいですね！もしかして仲間…！？（きらきら） (2023年1月31日 8時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 断然ポカリ派民さん» 更新…頑張ります！ (2020年8月11日 21時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
断然ポカリ派民 - さて、ここからどんな展開が待っているのか…(ワクワク) (2020年8月11日 21時) (レス) id: 60ae0496f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 断然ポカリ派民さん» ありがとうございます！ (2020年8月8日 0時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2020年4月15日 23時
