遊郭の女性と風柱【鬼滅の刃】【不死川実弥】

本音 ページ22

『実弥様。お酒をお持ちしました』

不死川
「ありがとなァ」



縁側に座る

Aが酒をついでくれる



〜〜〜〜



不死川
「A〜」

『実弥様。かなり飲まれましたよ？もうだめです』

不死川
「んァ〜……あと1杯……」

『だめですって、実弥様……きゃっ！』

不死川
「ん〜……」



あっ！お酒が！



不死川
「あったけェ……」

『実弥様…？』

不死川
「A〜、俺ァ…Aに一目惚れしてよォ〜、大好き過ぎて離したくねぇんだよォ〜」

『……』



今の状況を簡単に説明します

とても酔われてる実弥様に…これは、

下敷きになってると言いましょうか？

押し倒されてると言いましょうか？

実弥様が耳元で言う言葉一つ一つが、酔われていてもとても温かくて…

退かそうと思っていましたが…

そんな気持ちは無くなってしまい…

優しく髪を撫でた



不死川
「その笑顔はァ〜…俺だけのもんだァ……Aはァ〜……俺だけ、の…」

『実弥様？』



嘘ですよね…

こ、このまま寝てしまったのですか！？

何とか手の届くところに、私の羽織物があったので

実弥様に掛けた



『……ほ、ほんとに寝てる…』



お酒は本音が出やすいって、前何かに聞いた

今のって全部…実弥様の本音…

とは、限らない…か……



もう夜も遅いから、私も寝よう…



『おやすみなさい。実弥様』



〜〜〜〜



不死川
「(ヤベェヤベェ！酔いが覚めて寝れねェ！)」

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