遊郭の女性と風柱【鬼滅の刃】【不死川実弥】

経緯 ページ5

それから…1週間

舞雅は眠ったままだ

俺は任務が無い限り欠かさず見舞いに行ってる



宇髄
「不死川く〜ん」

不死川
「気持ち悪ぃなァ。んだよォ」

宇髄
「彼女ちゃんのお見舞いですか〜ぃ？」

不死川
「ばっかやろう！ここで言うんじゃねェ！」



柱合会議が終わったばかりだったんだ

てことは、柱達がいる

なのに…ここでそれを言うかよォ！

しかも…か、彼女って…



伊黒
「不死川。お前いつの間に彼女が出来たのか」

冨岡
「意外だ」

甘露寺
「まぁ！不死川さん！お顔が真っ赤です！可愛い！」

煉獄
「今度その彼女に会ってみたい！」

不死川
「あ、ち、違う…んだ……」



勝手に話が進んでいく…

この柱達おっかねぇ…



時透
「僕、昨日見ました。治療室で」



時透の言葉に、視線が一気に時透に向いた

そのときはまだ眠っていたままだったと言う

まだ、起きてねぇのか…

俺は経緯を説明した

しっかり説明しねぇと、変な誤解が生まれる

だから、いちいち変におちょくってくる宇髄を抑えつつ説明した

物凄く殴りたかったがなァ…



宇髄
「一目惚れなんだよなぁ〜」

不死川
「なっ！」

柱
「！？」



もう隠せねぇよォ…



不死川
「宇髄…後でなァ」

宇髄
「ハハハッ、悪かったなぁw」



……



コンコン

すさー



不死川
「舞雅」



返事は返ってこない

それでも入る時には、必ず名前を呼ぶようにしてる



不死川
「……」



……



ん？

寝てたか…

舞雅は依然変わらない

俺も屋敷に戻るか…

戸に手をかけたその時





『しな……ず、がわ…様……？』



舞雅の声がした

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