【鬼滅学園】先生のところに住むことになりました 2【不死川実弥】

その53→風邪っぴき玄弥 ページ6

玄弥
「ハクション！」

実弥
「大魔王〜」

玄弥
「に、兄ちゃん…違うって……ケホッケホッ…」



玄弥が風邪ひいた

聞けば寝る前の昨日の夜から、熱っぽかったようで



実弥
「今日は学校休め」

玄弥
「ごめん…」

実弥
「ほんとは俺も休んで看病してやりてぇんだけどよォ、会議があってなァ……どうしても外せねぇんだ…ごめんなァ…」

玄弥
「大丈夫だよ…兄ちゃん」

実弥
「粥作っといたからな？腹減ったら食えよ？食ったらちゃんと薬飲むんだぞ？」

玄弥
「わかってるよ…wありがと…」

『玄弥、熱さまシート貼ろ？』

玄弥
「うん…っ〜〜！！冷た…ありがと……今日の授業の内容…帰ってきたら教えて貰ってもいいかな…？」

『もちろん！』

実弥
「ほら、ちゃんと布団掛けろォ」



玄弥の様子を見て

行ってくると言い、家を出た

今日は実弥と一緒に登校

部活の朝練だ



〜〜〜〜



『実弥ってさ、玄弥のこと大好きでしょ？w』

実弥
「あったりめぇだァ。俺の弟だしよォ……俺の大切な…大切な弟だからなァ…」

『いいお兄ちゃんですね〜w』

実弥
「A。お前のことも大切な家族だァ。兄ちゃん、大好きだぞォ」

『えへへ、ありがと実弥』



ま、今のAには…

家族としての"大好き"だろうな…

俺だってそのつもりで言ったんだァ

んな…別の気持ちなんぞねェ…



……



善逸
「Aちゃ〜ん！おっは…えっ……嘘でしょ…」

実弥
「我妻、朝からうるせぇぞォ」

善逸
「何！？何！？2人ってもう出来てるんですか！？」

『はぁぁ！？んなわけあるか！』

実弥
「そ、そうだァ！勝手に決めつけてんじゃねェ！我妻、放課後職員室に呼ばれたくなきゃ今すぐ朝練いけェ」

善逸
「ひぃぃっ！」



チッ…

よくよく考えたら…



実弥
「あ…」



はとこであっても、どう考えても…

周りから見たらそう見える…か……



『朝練行ってくるね』

実弥
「おゥ」

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