その80→誘拐 ページ33
夜中、ふと目が覚めた
横を見れば寝ているA
誰かが冷蔵庫を開ける音が聞こえた
玄弥
「兄ちゃん」
実弥
「ん、起きたのかァ？」
玄弥
「なんか、起きちゃった」
やばい
考えても考えても、兄ちゃんを恋愛のライバルって見ちゃう
第1に俺の兄ちゃんなのに
Aを取り合う相手になるなんて…
実弥
「おい、なーにジロジロ見てんだよォ」
玄弥
「え？何にも…」
俺さ…知ってるんだよな…
前世のこと…
兄ちゃんがAと恋仲だったことくらい…
けど…
『やめて…お願いだから…やめて！！！』
まずい…
あの叫び声が蘇ってくる…
耳を塞ぎたくなるような叫び声…
あんなことは俺だって兄ちゃんだって望んでいなかった…
俺ならあんな悲しいそうな顔をさせることなんてない
でも…自信が無い…無いんだ
振り向かせてやるって思っても…
前世でも…好きだったのに兄ちゃんのほうを向いたまま…
だから今世では、絶対に…
実弥
「何、怖ェ顔してんだァ？」
玄弥
「ううん…何でもねぇよ」
今は寝よう
布団に入ってまた目を閉じた
…………
次の日、Aはしのぶさんと出掛ける約束があると言って家を出た
休みだからのんびり過ごしている
玄弥
「あのs「プルルルルルル…」」
兄ちゃんのスマホが鳴り響いた
実弥
「ん、Aからだァ。もしもーし、ん？A？おーい」
段々と兄ちゃんの顔が険しくなっていく
実弥
「お前…Aじゃねぇなァ」
沈黙が続き、しばらくして電話が切れたみたいだ
兄ちゃんが壁を殴る
玄弥
「に、兄ちゃん…！？何が…」
実弥
「誘拐された…」
玄弥
「えっ…？」
実弥
「お前は竈門らに連絡しろォ！人手が多い方が見つかる確率も上がる、今から繋ぐ俺からの電話は絶対に切るな」
玄弥
「わかった」
ここから少し原作から外れたストーリー的なのを書きます！
てか、書きたいです笑
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ミライ(プロフ) - 氷華さん» ありがとうございます。少ししたらボチボチ書きたいなと思います。 (2021年10月31日 17時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - 続き読みたいです！待ってるので頑張ってください！！ (2021年10月31日 15時) (レス) @page33 id: 5b8c188196 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - Nusi0812さん» ありがとうございます (2020年5月11日 21時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
Nusi0812(プロフ) - そうなんですね、頑張って下さい (2020年5月11日 21時) (レス) id: 6c125064a4 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - Nusi0812さん» それも考えたんですが、大学のオンライン授業がかなり立て込んでいて…しばらくしたら必ず更新して完結まで持っていきます。すみません (2020年5月11日 19時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2020年2月29日 19時
