【鬼滅学園】先生のところに住むことになりました 2【不死川実弥】

その62→照れ隠し ページ15

実弥が帰ってきた

なんかなんとも言えないオーラを放ってるようなw



『おかえり』

玄弥
「おかえり、兄ちゃん」

実弥
「おゥ。リビング行こうかァ」



きっと、テストのことだろう



実弥
「今回のテストのことだァ。順位は明日出る」



鬼滅学園はテストの採点が恐ろしく早く、順位も出るのが早い



実弥
「前に言ったが、全教科で平均点以上なら好きな物を買ってやると言ったなァ」

『言ったね』

実弥
「俺はクラス全員の結果を見た。玄弥」

玄弥
「は、はい！」



途端に空気が張りつめる

実弥！玄弥、凄く頑張ったんだよ！



実弥
「今回の結果」

玄弥
「……」

実弥
「英語だけだァ。あと3点、平均点に届かなかったァ」



英語の平均点はただでさえ低い

あのワカメ先生…鬼舞辻先生だから…

レベルが鬼なのだ



実弥
「だが…」

玄弥
「？」

実弥
「数学で高得点を取った」

玄弥
「！」



実弥は玄弥の頭をわしゃわしゃと撫でた



実弥
「よく頑張ったなァ。やれば出来るじゃねぇかァ！流石は俺の弟だァ！」

玄弥
「ちょ、苦しいってw兄ちゃん」



ほぼ、羽交い締めにするかのような抱きしめよう



実弥
「Aの点数はもう言うことは何もねェ。よく頑張ったなァ。ちょっとびっくりしたぞォw」



あ、ははw



実弥
「よし！なんか欲しいもんあるかァ？」

玄弥
「え？」

実弥
「玄弥が数学で正直、赤点を取ると思ってたんだァ。けど、82点という高得点かつ、クラス3位。十分だァ」

玄弥
「兄ちゃん！」

実弥
「さ、何が欲しい？」

玄弥
「に、兄ちゃんの笑顔…」

実弥
「は？」

『私も実弥の笑顔がいいな』



……



実弥
「よく頑張ったなァ。偉いぞォ(ﾆｺｯ)」

玄弥
「う"っ！……」

実弥
「玄弥！大丈夫かァ！？」

玄弥
「兄ちゃんの笑顔が眩しすぎて…w」

『てか、実弥の笑顔。めちゃめちゃ可愛いんだけどw』

実弥
「…っ！可愛いとか言ってんじゃねェ！」



とか言って顔を赤くしながら、照れてるし

照れ隠しなのか、玄弥が苦しいって言ってもお構い無しに抱きしめるw

いや、玄弥が潰れちゃうってw

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