その59→かまどベーカリー ページ12
玄弥
「なぁ、Aって好きな人いるの?」
『ん?』
玄弥
「あ、いや」
『好きな人か。秘密ってところかな。前も話したっけ?』
玄弥
「わかんねぇw」
自然と握る手に力が入る
『玄弥は、好きな人いるの?』
玄弥
「いるかも…w」
『えー!誰?』
玄弥
「ひ、秘密だよw」
"青春してるね"と笑いながら言うA
もし俺がここで"好き"だなんて言ったら、Aはどんな反応をするだろうか
『あ、炭治郎のパン屋ってここ?』
玄弥
「うん。地域で1番の人気なんだ。炭治郎の妹や弟たちも手伝ってるんだって」
『せっかくだし、買って帰る?』
玄弥
「そうだな」
店内に入ると美味しそうなパンの匂い
種類が豊富で
何より店員さんたちが可愛い←天使がいっぱいw
「お姉さん!お兄さん!いらっしゃいませ!」
『ぐはっ…可愛すぎる…』
炭治郎
「お!A!玄弥も!来てくれたのか!」
いくつかパンを選び、レジに並ぶ
時間帯がお昼なこともあり、列ができていた
玄弥
「A。さっきの話だけどさ」
『うん』
玄弥
「好きな人はいる」
『え!マジで!』
玄弥
「う、うん…///もうね、その人を見ただけでドキドキが止まらなくて…」
『完全に恋じゃーん!』
カランカラン
炭治郎母
「いらっしゃいませ。あら、不死川先生」
実弥
「いつものお願いします」
炭治郎母
「はい。少々お待ちくださいね」
ドキッ!?
に、兄ちゃん!?
い、いつもの?
ここの常連さんなのか?
炭治郎に来いとジェスチャーした
玄弥
「兄ちゃんって、ここの常連なの?」
炭治郎
「うん。かなり前から来てくれてて、コッペパンのあずきマーガリンのあずき増し増しをいつも頼むんだ。不死川先生だけの特別でさ、母さんも先生と仲良くて」
ちらっと見ると、スマホを見るのではなく
パンを見て回っていた
「お兄さん!何かほしいパンありますか?」
実弥
「そうだなァ〜。このパンください」
「はーい!」
メロンパンや塩パンなどをトレーに置いていく
炭治郎母
「先生。焼きたてですよ。はい、いつもの5個入りです」
実弥
「ありがとうございます」
な、なんと…
俺らの後ろに並んだ兄ちゃん
実弥
「ん?玄弥じゃねぇか。Aも」
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ミライ(プロフ) - 氷華さん» ありがとうございます。少ししたらボチボチ書きたいなと思います。 (2021年10月31日 17時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - 続き読みたいです!待ってるので頑張ってください!! (2021年10月31日 15時) (レス) @page33 id: 5b8c188196 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - Nusi0812さん» ありがとうございます (2020年5月11日 21時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
Nusi0812(プロフ) - そうなんですね、頑張って下さい (2020年5月11日 21時) (レス) id: 6c125064a4 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - Nusi0812さん» それも考えたんですが、大学のオンライン授業がかなり立て込んでいて…しばらくしたら必ず更新して完結まで持っていきます。すみません (2020年5月11日 19時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミライ | 作成日時:2020年2月29日 19時